原口元気、世界で注目される選手への成長
今シーズン、1トップから2列目（シャドー）にポジションを移した原口元気は、かつてない輝きを放っている。昨シーズン、1トップでもがき苦しんでいたことが、うそのようだ。
2011シーズンのゼリコ・ペトロヴィッチ監督時代も9ゴールを挙げ、輝きを放ったが、それは原口シフトとも言える彼のドリブルを最大限に生かすフォーメーションだったからに他ならない。オランダ・エールディヴィジではよく見られるフォーメーションだが、プレーエリアは狭く、1人の選手が試合中にやることは限られている。原口は得意のドリブルに専念できたのだ。しかし、彼が選手として成長するには、プレーの幅を広げる必要があった。
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