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REDSPRESS EYES|2007 ACLを戦った男たち〜山田暢久〜|レッズプレス!!
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2007 ACLを戦った男たち〜山田暢久〜
「えっ、Jリーグで優勝したから出られたんでしょ?」
山田暢久はすっかり忘れていた。浦和が日本勢として、初めて頂点に到達した2007年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権は、FWトミスラフ・マリッチの大活躍により05年度の第85回天皇杯全日本選手権を制した時点で獲得していたのだ。
5年振りのACL参陣。1次リーグ初戦の広州恒大戦に向け、中国入りする前日の23日(土)夕刻の練習後、隣で話を聞いていた永田充も「まじっすか? でも天皇杯で優勝した柏はことしのACLに出るじゃないですか」と首をかしげる。
日本から出場2チームだった08年までは、前年のJリーグ王者と前々年度の天皇杯優勝チームが出場していた。浦和は05年度の天皇杯に勝ち、06年のJリーグも制したことで07年のACLには出場条件を2つ満たしていた。これによってJリーグ2位の川崎が、07年大会に繰り上げ出場していたのだ。
09年大会から出場枠が4チームに拡大し、基本的に同一年度のJリーグ3位以内と天皇杯覇者が出場する規定に変更された。
「だから柏が出るのか」
山田暢も永田充も、ようやく納得した。・・・・・・
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