森栄次監督「遠藤や高橋は意識高くやってくれた」
高橋はな「無失点で大差をつけて勝てたのは大きい」
遠藤優「1点目は練習通り」
《森栄次監督》
Q：開始10分くらい、ちょっと動きが硬かったように見えましたが？
A：グラウンドが少し詰まっていてボールがうまく転がらなかったこと、また皇后杯初戦というところで彼女たちも緊張があったかもしれない。
「手を抜かずにやろう」と伝えていたが、きょうは左サイドバックに高橋を入れたこともあってか、少し硬くなったのかもしれない。よく5-0で勝てた。
Q：メンバーとポジションを少し替えてきましたが。
A：菅澤、柴田、塩越がもう少しで起用できる状態ではあるが、トレーナーの判断もあり、起用を避けた。3回戦で起用できればと思う。
あと遠藤や高橋は試したいというか……あまり先発出場してなかったので、起用したが、意識高くやってくれた。
Q：1点目を決めた遠藤選手は調子良さそうにみえましたが。
A：遠藤は調子が良い。頭から使いたかった。今季は途中起用が多かったが、練習でも調子が良く、継続させたかった。
《高橋はな》
Q：いつもと違ったポジションでしたが。
A：今季は左サイドバックで出ている試合もあり、練習でもやっていたんで違和感なくできた。いろんなポジションをやってるのでスムーズにできた。
Q：初戦とあって硬さはありましたか？
A：なでしこ2部となでしこ1部優勝したチームの対戦になると内容も結果も圧倒しなければならないし、そうしたプレーを90分間、見せ続けないといけない。そのなか、良い時間帯で先制し無失点で大差をつけて勝てたのは大きい。
ただ、後半、相手に押し込まれてしまい、球際を奪いきれなかった点は修正したい。
《遠藤優》
Q:監督も話していましたが、調子がよく、先発の期待に応えたと思います。
A：自分で意識していたのは、昨年の日テレ・ベレーザ戦のときにスタメンで出させてもらったときのプレーをイメージした。私の良いところは裏に抜けたときの緩急なので、そうしたプレーをイメージした。そのやった結果が出たことがよかった。
調子はだんだんあがってきている。周りも落ち着いて見えてきている。出ている選手がどのような動きをするのか、練習から見るようになった。今後も自分でも追及していきたい。
Q:1点目はお見事でした。
佐々木選手からパスから裏に抜けてゴール。練習でも何度もあったので、「練習通りだね」と話した。