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試合レポート|2020プレナスなでしこリーグ1部第11節・INAC神戸レオネッサ戦=コメント|レッズプレス!!

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2020プレナスなでしこリーグ1部第11節・INAC神戸レオネッサ戦=コメント

≪森栄次監督≫

メンタル的なところから入り、以前は1−0で勝っているが「中盤で作って1対1で負けない入りをしよう」と。1点を入れて、前半2−1で折り返してくれて内容も悪くなかった。後半も点が入った良い内容のゲームだった。

(安心して見ていられたと思うが?)
これまで1点差で勝っているゲームが多く、「0−0の気持ちでやっていこう」と。サブの選手も使いたいし、点が入ると使いやすい状況になるので、守る形ではなく追加点を取りにいく形が出たと思う。

(手ごたえは?)
手掛けてきた組織で戦うこと、個ではI神戸や日テレに劣るところもある。グループや運動量でカバーすることをやってきた。技術的にもしっかりできるようになり、成長は出てきていると思う。

(2列目が流動的にバランスをとっていたが?)
いつも中盤を作ることを言っている。流動的に動き、最終ラインを越えて行くことも言っている。菅澤の1トップが効いている。いまフィットしているし、飛び出しもできているし、献身的な動きもいい。

(先発で高橋を入れたのは?)長船は軽傷だったので高橋に代えた。高橋も成長する意味合いでも試合に出したいと。大きなゲームに出させることもできたので、成長につながると思っている。

(菅澤選手が成長してきているが?)フィットしているし、以前はケガがあったが今年はない。そしてメンタル的なところも良くなっている。周りの使い方もすごく成長の1つだと思う。

≪ゲルト エンゲルス監督≫
残念。1−4で負けた。勝たなければいけない試合だった。優勝に向かう中で残念。早めに1つのミスでビハインドになったことで緊張した。2−0になってからは、そんなに差がないと。変なミスでビハインドになっただけで続けようと伝えた。早過ぎる3失点目で難しくなった。今日はレッズは強かった。われわれのミスを待っていて、ゴール前の成功率も高く勝った。褒めるしかない。ゴール前の成功率が高ければ、もう少し良い勝負ができたと思う。

(ミスから崩れたが?)後ろからビルドアップすると必ずミスは出ると思うが、長く見たらビルドアップは良いので続けるしかない。イージーだけど、ビルドアップができるからいろいろな試合に勝ったので、同じことを続けたいと思う。

≪菅澤優衣香≫
立ち上がりの早い段階で1点、2点と取れたのは良かった。前半の1失点はもったいなかったけど、後半はマイボールの時間も取れたし、1点、2点と積み重ねて失点ゼロで終われたのは良かったと思う。

1点目は相手GKのミス。光が良いプレッシャーを掛けてくれた部分もあって、落ち着いて決められた。2点目も光がボールに絡んでくれて、相手のボールの処理の悪さは経験して知っていたので。1対1はあの場面になったらループを狙おうと。3点目は落ち着いてPKを決められて良かった。

(コンディションについて)
シーズンの始まりは暑さもあって体も慣れない部分があった。最近は良くなっているし、距離感も向上しているので周りを生かせていると思う。

(得点への意欲は?)
チームの勢いになる得点は必要だと感じていて、2、3年と取れてきて、4年目で自分が取ってチームを勝たせたいという意識が高くなった。チームも自分に点を取らせようと思ってくれているのを感じるので、今季の得点につながっていると思う。

(ケガもなくコンディションが良いが、ケアなどは?)
練習前に体幹をやっている。何か特別なことはない。普段どおりをコツコツやっているだけ。

≪猶本光≫
大事な試合で勝ち切れたことが何より良かった。

(流動的に動いているが意識しているのは?)
相手のディフェンスラインと中盤の間でボールを引き出すことができた。そこで引き出すと相手が下がり、変化が出る。優位に立てるので意識をしている。中盤の選手も見てくれていたし、今日は手ごたえのある内容だったと思う。ただ中盤で失うときも多いので、自分に入ったときにチャンスをもっと作りたい。

(このままいけば優勝も見えるが?)まだ気が抜けない相手ばかりなので優勝を考えず、一試合一試合を積み重ねたいと思う。

(帰国してから、チームがやるサッカーは大きく変わっていると思うが?)
以前よりボールを大事につないぐ意識が強いと感じている。サイド、トップ下でも距離感が近く、そこは意識してポジションを取っている。

(トップ下はスイッチを入れやすいポジション?)
良い守備があり良い攻撃があると思う。トップ下では限定して相手の攻撃を規制するスイッチを入れることを意識している。

(帰国してからサッカーの捉え方が変わった?)ドイツで感じたのは文化が違う。いろいろな考え、価値観があることを感じた。それを理解して共存することを感じられたので、日本にいたときよりも広く物事を見れるようになったと思う。

(シュートシーンについては?)
まず清家選手がドリブルをして、菅澤選手が前にアクションを起こしてくれたので、相手のCBが下がったのが見えて、CB前が空くと思いポジションを取った。すごく速いボールが来たのでミートして流し込む感じのイメージで蹴った。

(このサッカーが楽しいと感じる部分は?)
つなぐ意識があったぶん、自分のところにボールを供給してくれたと思うが、ボールを保持する時間が長いので守備重視ではなく、連係をみんなで合わせるのが楽しい。


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