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試合レポート|2020プレナスなでしこリーグ1部第6節・INAC神戸レオネッサ戦=ダイジェスト|レッズプレス!!

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2020プレナスなでしこリーグ1部第6節・INAC神戸レオネッサ戦=ダイジェスト

安藤梢が決勝点。アウェイで勝利し、首位を堅持

8月23日(日)、2020プレナスなでしこリーグ1部第6節・INAC神戸レオネッサ戦がアウェイ・ノエビアスタジアム神戸で16時から行われ、浦和レッズレディースは1―0で勝利を飾った。

浦和は[4−4−1−1]の布陣をとり、体調不良のため2試合ベンチからも外れていた猶本光が前線の高い位置に入った。

お互いが攻撃的な姿勢を見せボールを運んで行く中、ファーストシュートは浦和Lだった。7分、右サイドからのクロスを塩越柚歩がシュートを狙っていくが惜しくもサイドネット。猶本がスペースの間にもぐり込みボールを引き出すと、22分には菅澤優衣香が強烈シュートを放つも相手キーパーにファインセーブされてしまう。

浦和Lは前から果敢なプレスをかけ、高いラインを敷き全体をコンパクトにすることでI神戸にクサビを打ち込むシーンを作らせない。公式戦で出た課題に対しトライ&エラーを繰り返すことでディフェンス面が強固になっていることは間違いない。

42分、攻撃のスイッチを入れると塩越がミドルを狙ったが、これはキーパー正面。前半から浦和Lがペースを握っていた。

後半、浦和Lボールでスタート。両SBがウイングのように高い位置を取り得点を目指す。
ただ注意しなければいけないのが相手のFWの2枚。岩渕真奈と今季から加入した田中美南だった。52分には自陣での、こぼれ球を拾われ田中にループシュートを狙われたが、守護神・池田咲紀子が片手1本でセーブ。

するとピンチの後にチャンスが来る。

54分、池田のパントキックを高橋が受けて安藤に流す。背番号10は絶妙な動き出しから最終ラインを抜け出すと左足で流し込み先制点を挙げた。まさに千両役者の活躍だった。

試合終盤になるとI神戸が前への意識を高めてくるが、対人能力の高いCBコンビ長船加奈と南萌華がこれを止める。

これ以後も菅澤を起点に攻撃を繰り出すが追加点は取れず。しかし守備陣は最後まで集中力を切らすことなく戦うと浦和Lが2試合連続となるクリーンシートを達成した。

全体の距離感も良く、サポートが早い。連動の仕方がスムーズなことで攻守でのスイッチが瞬時に入っていた。また先制点を決めたことで試合運びを楽にした。

対戦相手のI神戸が勝点差1でピタリとついてきていただけに、何としても3ポイントを得て引き離したい一戦だったが、見事、アウェイゲームで困難なミッションを成功させた。

これで勝点を15にし首位を守った浦和L。視界は良好だ。

浦和レッズメンバー表
GK:池田咲紀子
DF:清家貴子、長船加奈、南萌華、佐々木繭(HT→高橋はな)
MF:栗島朱里(70分→遠藤優)、柴田華絵、水谷有希、猶本光(59分→安藤梢)、塩越柚歩
FW:菅澤優衣香

サブ
GK:福田史織
DF:乗松瑠華、高橋はな、上野紗稀、長嶋玲奈
MF:遠藤優
FW:安藤梢


得点者
54分 安藤梢(浦和L)

(石田達也)

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