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浦和レッズレディースニュース|「再開にむけ心強い3人が来てくれた」楠瀬直木監督。GK伊能真弥、MF角田楓佳、MF高塚映奈の新加入会見|レッズプレス!!

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「再開にむけ心強い3人が来てくれた」楠瀬直木監督。GK伊能真弥、MF角田楓佳、MF高塚映奈の新加入会見



三菱重工浦和レッズレディースは9日、レッズランドで2023年新加入選手会見を開いた。

会見には日体大SMG横浜から加入GK23伊能真弥(いのう・まや)、三菱重工浦和レッズレディースユースから昇格のDF29角田楓佳(つのだ・ふうか)、常盤木学園から加入のMF37高塚映奈(たかつか・えな)の3選手が登壇した。

シュートストップと状況判断を特長とした伊能はなでしこリーグ1部で出場経験があり、JFA・WEリーグ/なでしこリーグ特別指定選手として2022‐23WEリーグカップ開幕戦・大宮V戦に先発出場。

2022‐23Yogibo WEリーグ3節 S広島R戦で先発フル出場を果たしている、いわば即戦力の選手だ。

その伊能はレッズレディースユース出身。

4年ぶりの復帰に「この感謝の気持ちを忘れず、いままで支えて頂いたかたたちへ恩返しできるよう、日々、努力したい」とし後半戦の目標を「全試合出場」と掲げた。

ジュニアユース、ユースと生え抜きの角田。アピールポイントは守備範囲の広さとボール奪取力。そして展開力。



ユース在籍中、2022‐23WEリーグカップで2試合途中出場を果たしており、各カテゴリー代表でも選出されている。

地元出身ということでクラブへの思い入れが強く「身近にあるクラブのトップチームの一員として全力で戦えることに嬉しく思う」と話す角田。「多くの勝利に貢献したい」「強い気持ちで挑みたい」とレギュラー争いに食い込む。

そしてMF高塚。得意はゴールに絡むラストパスやスルーパス。オフ・ザ・ボールの動き。小6のとき、浦和レッズレディース・ジュニアユースのセレクションを受けたが、不合格。しかし強豪・常盤木で1年からレギュラーという逸材だ。

その高塚、遠藤航の守備の予測の速さとボール奪取と小野伸二のファーストタッチ、パスセンスを手本としている。

高塚は「1年目から関係なく、スタメンの座を奪う気持ちで練習に取り組みたい」とし後半戦の目標を「1試合目から出たい。試合に出たらピッチを走り回って得点に絡みたい」と3ゴールを挙げる高い志を持っている。

今回、3選手の加入を受け、楠瀬直木監督は「再開にむけて心強い3人が来てくれた。1年目とか関係なくレギュラーを取ってやる、そのくらいのメンタルを持った選手だと思う。こちらも容赦せず、試合にどんどん使っていろんな経験して、ファン・サポーターのみなさんと喜びを分かち合いたい」と語った。

GK伊能、MF角田、MF高塚と三者三様の選手が加入したが、今回に限らず、このチームに加入する選手に求める基準はなにか?

二木強化担当は「浦和レッズレディースの選手として戦うなかで『浦和を背負う責任』という理念を理解して、戦える選手か、そうしたパーソナリティか。

練習参加、試合を視察するなかでのコミュニケーションなどでいつもみている。能力的には浦和レッズレディースは日本のサッカーのトップレベルの選手が多くいる。そうした選手と対等、その上を行くような選手を獲得している」と語った。



また楠瀬監督は再開にむけ「皇后杯の敗戦が重かったが、大きなクスリになったのはたしか。ケガ人が出るなか、福田、島田、石川ら若い選手が穴を埋めてくれた。再開にむけ、ケガ人が戻ってきた。長船がそろそろ実戦メニューに入りつつある状態であり、良いニュースしかない。再開にむけ手応えはあるが、まずはスタートダッシュでしっかり勝っていきたい。さらに競争を勝ち抜いて、加入した3選手を含め、レギュラーポジションを勝ち得てほしい」と抱負とともに期待を込めた。

なお女子トップチームは来週から沖縄合宿を行う予定としている。・・・・・・


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