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浦和レッズレディースニュース|猶本光「女子サッカーの価値を上げる」|レッズプレス!!

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猶本光「女子サッカーの価値を上げる」

(石田達也)

EAFF E―1サッカー選手権2022決勝大会の初戦となった韓国女子代表戦を2−1で勝利した日本女子代表。

韓国戦で[4−2−3−1]のトップ下で先発し、ハーフタイムまでプレーしたMF猶本光がオンライン会見に対応した。

「初戦をチーム全員で勝ち切れたことは良かった。相手の守備圧力が強く押し込まれた時間も長かった。セカンドボールを収めて時間を作り攻撃の起点を作ろうとした、その意味でもっと時間を作れたり、できた部分はあったかなと思う」と口にした。

苦しい展開が続いた中で、33分、敵陣でボールを受けた猶本が絡み先制点につながった。猶本は「トップ下は、よりゴールに近い位置にいるのでゴールやアシストなど結果をより求めるマインドでプレーしなければいけない。きのうは前半45分で結果を残さなければいけないと思っていた」とトップ下でプレーする手応えを語った。

まだ1試合を消化しただけ。次戦はダークホース的な存在のチャイニーズ・タイペイ女子代表と相まみえる。

「ボールを保持する展開になることを想定して、逆を取り続ける。ゴール前の狙いを共有しているので突いていく。攻めている時のリスクマネジメントをやっていけば主導権を握れる」(猶本)。

この日で、来年のワールドカップまで1年という節目となるが、猶本のサッカー選手としてキャリアの中で、ワールドカップはどんな意味を持つのか。次のように語った。

「出場がゴールではなく、2011年に日本が優勝して私たちの環境は変わった。代表選手は女子サッカーの価値を上げる責任を背負っている。もう一度、優勝することで、優勝時から比べたら衰退している女子サッカーの盛り上がり、価値を上げたいと思っている。自分がチャンスを掴み取るだけではなく、その後のことを考えている」

自分が出場した時には、良いプレーをして優勝する。それが女子サッカーの価値を上げるものだと強い覚悟を見せる。

本大会に向けて猶本は「自分のプレーの幅だったりできることを増やす。今までやってきた通り成長していきたい」と言う。

自分のスタイルが固まってきている中でも成長はできる。自身の、伸びしろについて猶本は「運動能力やスピード、パワーでもまだまだ成長できる。(アジア大会から)半年たち、今回の韓国戦で実感できたので良かった」とコメント。

勝つことで女子サッカーの価値を上げる。そのなでしこジャパンの中心として、猶本は輝けるか。

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