19日(火)に開幕するEAFF E-1選手権2022決勝大会に向けて、千葉県内でキャンプを行っている日本女子代表。三菱重工浦和レッズレディースから選出されたDF高橋はなが、きょう16日(土)、オンライン取材で意気込みを語った。
「チームとして優勝を目指している。アジアカップのリベンジをする。一戦一戦を大切に戦い、競争に勝っていくために日々の練習を全力でやっていきたい」
キャンプ初日には池田太監督から「目指すのは優勝。ただのキャンプではなく、大会だということを強く意識して欲しい」と伝えられた。
19日(火)のE-1初戦では韓国女子代表と対戦する。「韓国はロングボール主体で力強い。ただ日韓戦は特別。気持ちで負けないこと、ボールを動かすことで違いを見せたい」と力強く語った。
高橋は、自身が意識するプレーについてこう語った。
「チームの共通認識としての意識が高まっているので、積極的に奪いにいける。後ろからの声掛けが大事になるので、集中を切らさずにやっていきたい。相手フォワードにボールが入った時の1対1で負けないようにトレーニングを積んでいる。それを発揮でれば周りを鼓舞することになる。1対1で負けないことを意識したい」
今大会は、経験豊富なDF熊谷紗希やDF南萌華が不在。「なでしこジャパンの主力としてチームを引っ張っていく選手がいないので、どの選手も“自分がやるんだ”という気持ちを出さないといけない。ディフェンスの選手として全体に声をかけること、ビルドアップでミスがないようにしたい」と高橋は述べた。
東アジアの頂点へ。若きディフェンスリーダーがチームをけん引する。
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