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浦和レッズレディースニュース|なでしこジャパンの清家貴子、19日(火)開幕のE-1に向けて「攻撃参加して、ゴールに近いところでプレーする」|レッズプレス!!

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なでしこジャパンの清家貴子、19日(火)開幕のE-1に向けて「攻撃参加して、ゴールに近いところでプレーする」

(石田達也)

19日(火)に開幕するEAFF E-1選手権2022決勝大会に向けて、千葉県内でキャンプを行っている日本女子代表(なでしこジャパン)。三菱重工浦和レッズレディースから選出されたDF清家貴子が、きょう15日(金)、オンライン取材で大会への意気込みを語った。



「自分の良さは攻撃参加の部分。得点やアシストで目に見える結果を出したい。ただ守備の選手なのでチームとしてやるべきことこなし結果を残したい」

このキャンプでは池田太監督から球際の部分や守備でのアドバイスを受けることが多いという。それは、「球際の部分で、自分が思っているよりも、もう一歩、二歩を寄せること」。

池田監督が志向するコンセプトは“ゴールを奪う・ボールを奪う”こと。これらについて強く求められている。

個でボールを奪い切ることができれば守備での選択肢が増える。一人で奪える選手が多いほど、チームとしての戦力値は上がる。

清家は「(奪う部分は)チームの中でテーマ。個人的には間合いを空けて仕掛けさせてからボールを取りたいが、代表ではやらせないこと、しっかりと寄せて奪うことがテーマなので、そこは自分でもできるようになりたいと思っていた。このキャンプ中に身に付けたい」と力強く話した。

また、シーズンオフにはチームの始動日よりも2、3週間早めに動き、体作りをスタート。筋トレに力を入れ、フィジカル面でのパワーアップも図っている。

19日(火)に韓国女子代表、23日(土)にチャイニーズ・タイペイ女子代表、26日(火)に中国女子代表と対戦するが、今年インドで開催されたAFC女子アジアカップでは、グループリーグで韓国女子代表と-1−1のドロー。準決勝では中国女子代表と対戦し2−2でPK戦へ突入するも3−4で敗れているからこそ、ここで借りを返したいところ。

清家は「自分はスペシャリティーを出すタイプ。攻撃参加して、ゴールに近いところでプレーするのが強みなので、しっかりと出していきたい」と得点に直結するプレーで違いを生み出す構えだ。

アジアの戦いは球際での激しさがあり、油断すると一瞬でやられてしまう。特に1本のロングボールからカウンターでピンチになることもある。リスクマネジメントも重要だ。

「こうした大会では1点の意味が大きくなる。相手に何もさせないことを大会を通じてやっていきたい。味方をコントロールしつつ、個で負けない強さを見せることが勝利につながると思う」

チームには大会連覇という目標があり、清家にとってもワールドカップにつなげていくための大事なアピールの場となる。

「代表での公式戦は自分にとって久々なので、結果を残せるように良い準備をしていきたい。W杯メンバーに入るため、1日1日、自分にできる最大限のことをして、目に見える結果を残したい」

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