女子サッカーのプロ化初年度となった2021―22シーズンを終えたWEリーグ。7日(火)、都内で“WEリーグアウォーズ”が行われた。
シーズン序盤から首位に立ち続けたINAC神戸レオネッサを最後まで追いかけたが、三菱重工浦和レッズレディースは惜しくも2位でフィニッシュ。キャプテンの柴田華絵は「優勝を狙っていたので悔しい。来シーズン、優勝を目指して頑張るので期待してほしい」と話した。
すでにベストイレブンは発表されており、レッズレディースからは柴田、DF高橋はな、DF清家貴子、DF南萌華、MF安藤梢、FW菅澤優衣香の6名が選出されている。
リーグ元年の得点王は菅澤優衣香が獲得。2位のFW田中美南に2点差を付け14得点を記録した。
菅澤は「個人的に成長できた部分はゴール前での落ち着き。今まで慌てていた部分もあったがが、落ち着けていたからこそゴールの決定率が高かったと思う」と話す。そして「WEリーグ全体のディフェンスの質が高く、こじ開けるのが難しいと感じた」と続けた。
3バックをベースに守備から入るチームも多い。来シーズンは固い守備を破っていくことが大きなタスクになるだろう。
今シーズンの総得点“40”を大きく上回るゴールを奪うことで、来シーズン、WEリーグの頂点をつかみたい。
なお、チームには反則ポイントの合計数やフェアプレーに対する評価が考慮され、フェアプレー賞も与えられた。
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