(石田達也)
1月20日(木)に開幕するAFC女子アジアカップインド2022に向けて、千葉県内でのキャンプを行っている日本女子代表が15日(土)に国内キャンプを打ち上げた。
トレーニング終了後、オンライン会見に応じた池田太監督は、「コンディションを見て整える部分で色々なアプローチができたので充実した国内キャンプだった」と総括した。
選手のコンディショニングを整えるため持久系、パワー系、インターバル系など様々な要素のフィジカルアプローチを行い、これまで続けてきたアグレッシブにボールを奪うこと、ゴールを奪うことをミーティングやピッチ上で確認。「その部分に重きを置いた」と言う。
残念ながら、江戸川大学サッカー部(男子)とのトレーニングマッチが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け中止となったが、池田監督は「強度の部分はスタッフと相談しながらメニューをこなしてクリアした」と振り返る。
大会本番に向けて「感染対策や環境適応をストレスなくやりながら、限りある時間の中で初戦の準備をしたい」と先を見据えた。
今大会には心強い援軍が加わる。日本代表の専属シェフを務める西芳照氏が帯同し、選手を栄養面でサポートするとのこと。浦和レッズがAFCチャンピオンズリーグを戦った時にも栄養面で後方支援をしていた。
池田監督は「この大会で栄養面のサポートとしてもらいたいと思っていたので、JFAを通して依頼し実現にいたった」と経緯を説明した。
万全な準備と心強い支援を受け、アジアへの頂点を目指す。
なお、日本女子代表は、15日に日本をたち、大会地であるインドへと入る。今後は現地で調整を行い、グループリーグ第1戦・ミャンマー戦へと向かっていく。
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