4月11日(日)、日本女子代表は東京五輪の決勝会場となる国立競技場でパナマ女子代表と国際親善試合を行い、7−0で勝利を飾った。三菱重工浦和レッズレディースから高橋はな、菅澤優衣香が先発する。
新しくなった国立競技場で男女を通じてサッカーの公式戦が行われるのはこれが初めてとなった。
日本女子代表は、その名誉に恥じないプレーを見せていく。8分、人数をかけてゴール前をこじ開けると最後は菅澤が左足を振り抜いて先制。2試合連続ゴールとなった。続く16分には菅澤が起点となり清水梨紗がゴールネットを揺らす。
縦パスの意識、相手の間と間でポジショニングを取ることなど、前回のパラグアイ戦よりも積極的な姿勢が見てとれた。すると32分、長谷川唯がループシュートを決めると、42分には菅澤がこの日2得点目となる得点を奪うなど、前半だけで5−0の大量リードをした。
後半に入っても攻撃の手を緩めず、前線へのスイッチを入れてパナマ女子代表の守備網を崩し続ける。
56分には岩渕真奈のクロスをゴール前の菅澤が頭で合わせ、うれしいハットトリックを達成。守備面では高橋が相手に負けない力強いプレーを見せ、ボール奪取した。
その後も得点を重ねた日本女子代表。2試合のテストマッチを終え複数の選手が結果を残した。
日本女子代表は東京五輪でのメダル獲得に向けてさらなる準備を進めていく。
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