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コラム

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[ハートビートRP]レディース吉良知夏、楽しいサッカーを見せて勝つ

約1カ月ぶりに再開されたなでしこリーグ2014エキサイティングシリーズ上位リーグ。10月4日(土)にアウェイで行われた第3節で、浦和レッズレディースはジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦。浦和は2−1の勝利を収め、勝点3を取ったことで上位リーグ首位となりました。

しかし、手放しで喜べる、試合内容ではありませんでした。相手の運動量が勝り、ボールに対しても、あと一歩が足りず、押し込まれる展開となってしまいました。それでも、少ないチャンスを確実にゴールに結び付けた決定力の差で、食い下がるジェフLを振り切りました。

特に、この試合で重要となった先制点を決めたのは、FWの吉良知夏でした。前半14分、FKから頭ひとつ抜け出して、誰をもうならせる、まさに「ドンピシャ」のヘディングでした。吉良は「最近の試合ではセットプレーで点を取れていなかった。チームで力を入れてきたセットプレーだったので、得点できて良かったし、気持ちを出しました」と、笑顔で話してくれました。


アジア大会では、なでしこジャパンのFWとしてグループリーグで2試合連続ゴールを記録。コンディションの良さを維持しています。しかし、長期間にわたってチームを離れたことで、「チームの戦術がどう変化し、積み上がったのか?」。それに対する不安はありました。しかし、吉良は「後藤三知とたくさんサッカーの話をして、整理をしたので、不安はなくなった。それが良かった」と、支えてくれるキャプテンの存在を口にしました。

そして、いよいよ今週末の10月10日(金)には、浦和駒場スタジアムで午後6時から、勝点差1で迫る2位・岡山湯郷Belleとの天王山を迎えます。「優勝のために、ここからの試合を全部、勝たなければ」と、吉良は話します。

たくさんのサポーターの前で、「楽しいサッカーを見せて勝つ」。それが吉良の目標です。他の選手にはまねできない吉良のスピードとダイナミックなプレーが、チームを活気づけ、チームに勝利を呼び込みます。
2014/10/8放送(石田)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。
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