鈴木啓太インタビュー「引退試合は、浦和レッズさんとサポーターの方々の思いがあってこそ実現した」
RP:生活サイクルの決まっていた現役時代なら質問しませんが、引退されて1年半。今はどんな日常を過ごしているのですか。
鈴木:今季から明治大学体育会サッカー部のアドバイザーに就任したので、午前6時から始まる練習に顔を出すときは5時前に起床し、食事とストレッチをこなしてから出発というリズムですね。
RP:そんなに早くから練習しているのですか？
鈴木:そうです。朝6時から短くて2時間、長いときは10時くらいまで4時間行います。練習には週に2、3日の割合で顔を出しています。
RP:きっかけは？
鈴木:自分の事業の関係から、僕と同じ（静岡県の旧）清水市出身の栗田（大輔）監督とお会いする機会があり、今までの経験を生かしてうちで指導してほしいと頼まれました。僕も仕事があるし、付きっ切りでの指導はできないのでアドバイザーという形でお引き受けしたんです。
RP:長い間指導を受けてきた人が指導する立場へ。人に教えるということはすごく難しいでしょう。
鈴木:人に伝えてチームを機能させる作業はすごく難しい。ただ、どうすれば上手になるのか考えながら指導するのは、とても楽しいですね。
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