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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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決定的に違ったのがシュートの意識。相手GKのユニフォームは汚れたか(天皇杯ラウンド16・名古屋戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:7月12日(水)にCSアセット港サッカー場で行われた天皇杯4回戦、名古屋グランパス戦は0−3の敗戦となり、レッズは4回戦敗退となりました。

都築:残念な結果で、マテウス・カストロ選手のための試合になっちゃいましたね。あそこまで彼一人に翻弄されるとは思いませんでしたが、マテウス選手に注意するばかりに、ほかの周りの選手がどんどん生きてきて、振り回されてしまった試合でした。

マテウス選手は運動量も多くて、いろんなところに顔を出すから嫌な選手ではあります。ただ、しっかりとフォーメーションを取っておけば、彼が動くことに振り回されずに、2人も3人も行かずに対応できると思うんですよ。

逆にそこが(相手の)狙いでもあるので、そこに人をかけてリスクを負うよりも、彼が持った時にしっかりブロックを作って、行く選手と行かない選手をはっきりさせる。相手が取りに来たときに一番能力を発揮しますから、食いつかないことも重要です。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS