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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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攻撃の厚みやバリエーションは多く見えた。G大阪戦と同じ形での2失点目は…(J1第12節・神戸戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:8月23日(日)に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田生命J1リーグ第12節、ヴィッセル神戸戦は1−2の敗戦となりました。

都築:何かもう…残念な試合でしたね。かなり良いサッカーをしていた、ということも含めて残念でした。内容は相当良かったと思いますよ。アグレッシブだったし、攻撃も…見てた人は分かると思うんですけど厚みもかなりあったし、人数も掛けようとしていた。というところで言うと、駄目だったのは失点のシーンだけだったのかなと。

相手があれだけ選手を代えてくるとやりづらかったと思うんですよ。出場選手に(普段)試合に出ていない選手が多いチームのほうが絶対にモチベーションが高いですから。それでも神戸には良い選手がいるから…変な言い方をすると、BチームとやってAチームが負けるパターンですよね。

そうは言っても攻撃は、特に前半の最初、関根貴大選手の左サイドからネットに当たったシュートとか、あの時も3人くらいは絡んでいたし、数的優位も作っていたし、試合を通して攻撃の厚みやバリエーションは多く見えたかなと思います。そういった意味ではかなり良い試合だったと思います。守備のところも、失点のシーン以外はある程度守れていたし、負ける要素はなかったのかのとも思いますけど。

RP:失点シーンは何が問題だったでしょうか。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS