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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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相手のサッカーをある程度させたけど、最終的には粘り強く、勝負強く戦えた試合(J1第7節・横浜FC戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:7月26日(土)にニッパツ三ツ沢球技場で行われた明治安田生命J1リーグ第7節、横浜FC戦は2−0で浦和が勝利しました。

都築:粘り強く戦えた良いゲームだったと思います。メンバーが代わって、ディフェンスラインでは槙野智章選手、鈴木大輔選手が最後の最後で体を張っていた。それもあり、試合を通してしのげたかなという感じですね。GK西川周作選手がセービングをしなければいけないシーンがあまりなかったですけど、DFが最後のところで体を張っていたのが大きかったと思います。

全体的に見て、横浜FCのほうが「らしいサッカー」をしたのかなとは思います。ビルドアップをして相手を動かして、バランスを崩させてスペースを作りながら攻めていくというところが狙いだと思うので。キーパーからつなぐのはリスクもありますけど、キーパーから相手を食いつかせるように1人置き去りにして、中盤で受けられれば数的優位になりますから、そこを常に狙っていたのかなと思いますけど。

RP:レッズのプレッシングはいかがでしたか。
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS