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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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ポイントは2失点目。あそこは競ってくれないと、GKは難しい(J1第6節・柏戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:7月22日(水)に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田生命J1リーグ第6節、柏レイソル戦は0−4で浦和の敗北となりました。

都築:何とも言えないですね…。前半は良かったんですよ。奪ってからの攻撃は速かったし、武藤雄樹選手が何回もスプリントして、裏へ抜けようとするシーンがかなりあった。そこからチャンスもにもなりましたし、良い流れでした。

そこで点が取り切れなかったのは大きいですよね。レイソルは、前半の最初は様子を見ていたのか、全然前から来なくて。中盤で厳しいところも上手く入れ替われたり、良い流れで交わせてたりしたんですけど。そこを決め切れなかったのがポイントというか、最後に響いたなという感じですかね。

武藤選手が入り、縦に行く、裏を狙うというのが活性化されんですけど、そこに簡単にロングボールを入れるだけというのも多かったんですよね。だから武藤選手にボールが入っても、攻撃に絡む人数が少なかった。だから、レオナルド選手が裏に抜ける動きも欲しいんですけどね。一人だけだとやっぱり、相手も分かってきて、最後のほうは抜けられなくなっているというのがありましたから。

RP:前半は本当に良い入りだと感じました。
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS