back

ツヅキック(都築龍太の試合分析)

top
第2戦は点を取らないといけない。はっきりしたので、やりやすくなった(ACL決勝第1戦・アル・ヒラル戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:11月9日(土)にサウジアラビアのキングサウード・ユニバーシティースタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦、アル・ヒラル戦は0−1で浦和レッズが敗れてしまいました。スコアこそ最小得点差でしたが…。

都築:厳しく言うと、レッズは何もできなかった。ちょっと力の差があると感じた。相手は強かったというか、モチベーションも相当強かったと感じたし、レッズはそれを受けてしまった。完全に。0−1でよかったなという試合だったけど、やっぱり相手がかなり前から来ていて、中盤でもかなりプレスを掛けてきた。ディフェンスラインも相当厳しかったし、レッズも何本かシュートはあったけど、やりたいことは何もできなかった印象。相手は相当前に速いサッカーだったけど、運動量も含めてすべてにおいて負けていた。あれでいいのかどうかは次の試合の結果を見てみないとわからない。相手がアウェイだからってまったく違うチームになるとは思えないし、レッズがホームだからまったく違うチームになるとも思えない。そう考えると相当厳しくなったと思う。間違いなくスコア以上の力の差はあったと思う。

RP:内容から見れば0−1という結果は御の字でしたが、その結果も含めて第2戦は厳しい戦いになりそうですね。・・・・・・
会員登録はこちら

都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS