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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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全体的に流れを読んだ戦いができていたし、集中していた(ACL準決勝第2戦・広州恒大戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:10月23日(水)に広州天河体育中心体育場で行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦は浦和レッズが1−0で勝利し、2戦合計3−0で2年ぶりの決勝進出を決めました。素晴らしい試合でしたね。

都築:素晴らしい試合だったと思う。戦う姿勢も見られたし、押し込まれる時間帯もあったけど、決して守りに入ったわけではなくて試合の流れを読みながら良い攻撃もできた。プランがどうだったのかは分からないし、そのプランどおりかどうかは分からないけど、プラン以上のことができたんじゃないかと思う。多少、受けると思って試合に入ったと思う。前からもそこまでプレスにいかなかったし、最初の方はディフェンスラインも低かった。それで押し込まれたのもあるけど、しっかり守ってショートカウンターを狙うなり、攻撃を組み立てて特に右サイドを使って攻撃する意図も見られた。ただ、ピンチも多かったですけどね。

RP:相手を圧倒してチャンスや得点を重ねるだけが良い試合だとは限りませんが、この試合はまさにそういう部分以外でも良さが見えた試合だったと思います。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS