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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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問題は後半。守るイメージよりもシンプルにやればいい(J1第27節・鳥栖戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:9月28日(土)に駅前不動産スタジアムで行われた明治安田J1第27節、サガン鳥栖戦は3—3の引き分けに終わりました。残留争いをするチーム同士の対戦で勝点1を分け合ったという結果でしたが…。

都築:前半と後半が全然違うサッカーになってしまった。前半はかなり勢いをもって、プレスもかかっていたし、鳥栖が何もできないように特に守備面でしっかりできていた。点を取ったシーンも1点目はかなりシンプルで、長いボールを蹴ってヘディングで2回つないで、武藤(雄樹)選手が残っていたけどうまい動き直しをしてオフサイドではない状況を自分で作った。GKのポジションは良くなかったと思うけど、ゴールまですごくシンプルで効率のよい取り方をした。まず橋岡(大樹)選手が競り勝ったのも大きかったと思う。シンプルに攻撃した方が点が取れるのかなと思うぐらい良い得点だったと思う。

RP:2点目も長澤選手のオーバーヘッド自体はスーパーでしたが、それまでの展開はそうではなかったということですよね。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS