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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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今やっているサッカーがベースになればいい(J1第16節・鹿島戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:7月31日(水)に埼玉スタジアム2○○2で行われた明治安田J1第16節、鹿島アントラーズ戦は1−1の引き分けに終わりました。AFCチャンピオンズリーグでいずれか、この試合の場合はお互いに決勝ラウンドに進出したために延期となっていた試合ですが、それに見合う見応えのある試合になりましたね。

都築:非常にいい試合だったと思う。両チームがアグレッシブで締まった試合だった。五分五分か、レッズの方がよかったかなという印象がある。決定的によかったのはサイドの攻撃。関根(貴大)選手がアクセントになっていたと思うけど、彼がボールをもつと中の選手が人数をかけてゴール前に入ってくるということで何回かチャンスを作れていた。前半(5分)のエヴェルトン選手のチャンスもみんなニアに来ると思っているところで、遅れて入ってきたエヴェルトン選手をしっかり見ていた。後半(68分)の長澤(和輝)選手が最後に詰めたシーンも含めて、サイドからの攻撃は非常によかった。

RP:関根選手自身のプレーはもちろんですが、全体としていい形が作れているようになったと感じます。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS