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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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鈴木選手がいくことで相手も混乱する。攻撃に絡む選手が増えた(J1第10節・磐田戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:5月3日(金・祝)に埼玉スタジアム2○○2で行われた明治安田生命J1第10節、ジュビロ磐田戦は0−1で浦和レッズが敗れてしまいました。

都築:残念な結果だったけど、内容は悪くなかった。特に攻撃に関してはシンプルだったけど裏に抜けるボールに武藤(雄樹)選手や興梠(慎三)選手が何度もトライして、とおらなかったボールもあったけど、いい形になりそうな場面もあった。無駄な動きかもしれないけど、それを繰り返すことによって相手が警戒するとサイドが空く。特に左サイドは山中(亮輔)選手が一人で崩せるのもあるし、しっかり使えていた。クロスは左サイドからが多かったと思う。なかなか合わなかったけど、裏に抜けるボールもあるし、サイドを使えるボールもあるというのは相手に的を絞らせない。

RP:攻撃の形はよくなっている印象ですか?・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS