相手は強かったが、全部が後手。「シーズンの序盤だから」はそろそろ通用しない(ACL GS第4節・全北現代戦)
浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。
RP:4月24日（水）に全州ワールドカップスタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節、全北現代戦は1−2で浦和レッズが敗れてしまいました。苦しい試合でしたね。
都築:完敗ですね。何もできなかった。相手は攻守ともにバランスがよかった。切り替えも非常に速い。うまさはないけど、強かった。サッカーを知っているという印象を受けるチームだった。時間帯によっていくところといかないところを見極めていた。大きい選手（キム・シヌク）がいたのでサイドからというイメージがあったんだと思うけど、揺さぶってレッズのディフェンスを動かしてサイドからクロス。それを徹底していた。リカルド・ロペスは前の推進力があるのでそこも気をつけないといけないということも含めて、キム・シヌクが生きた。彼の仕事はそんなに多くなかったけど、点をとったシーンも含めて効果的だったし、バランスよく戦っていた。
RP:全北現代は強かった。それに対してレッズは…。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。