back

ツヅキック(都築龍太の試合分析)

top
勝ちたい気持ちが強いほうが勝った。それがすべて(天皇杯準決勝・鹿島戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:12月5日(水)に行われた、天皇杯準決勝・鹿島アントラーズ戦は1-0で浦和レッズの勝利。柏木選手のCKからマウリシオ選手が決めて、その1点を守りきりました。
都築:結果オーライ。でも、最高の結果を得られた。チーム全体に戦う姿勢が見えていた印象。完全に鹿島のペースだったが、セットプレー1本で勝利した。それでも、トーナメントでプレッシャーある中、良い試合を見せた。特に最初、相手にはかなり押し込まれたが、槙野選手がかなり体を張って止めていた。全体として、守備の意識がかなり強かったと思うが、最終的なところで止めることの意識ができていたと思う。
互いに激しく、見ごたえがあった、最終的に失点ゼロで終わったのを考えると、勝ちたい気持ちが強いほうが勝ったという感じ。

RP:気持ちが勝敗を分けたということですね。
都築:まさに、良かったというのはそこ。それがすべてで、それプラスアルファというところが、もっと良い試合をするためには必要な要素。レッズは、そこで勝ちきったということ。

RP:内容面についてはいかがでしょうか。
・・・・・・
会員登録はこちら

都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS