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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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最低限、ほんとに最低限の結果。負けていたら、最悪の試合(J1第29節・仙台戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:10月7日(日)にユアテックスタジアム仙台で行われた明治安田J1第29節、ベガルタ仙台戦は1-1で引き分け。同勝点の相手に対して追い付かれての勝点1で、3位鹿島とn勝点差は4のままです。
都築:後半の内容を見ていると、よく引き分けたという試合だ。ポゼッション率は相手のほうが高く、勢いも向こうにあった。前半、レッズは何回かいい形を作って、そのうち一つは点に結びついた。ゴールの前にも、まず武藤選手が飛び込んでから柏木が上げてチャンスになったシーン、そのあとの興梠が飛び込んだシーンと、両サイドからいい形を作っていた。
ただ、サイドの意識が強かったのだろう、柏木選手が真ん中にいられなかった。長澤選手が前にいて、一個後ろでバランスをとっていた感じ。青木選手がボランチの中央でいい仕事、その仕事をしているので、長澤選手は多少前に行っていた。柏木選手と長澤選手がいい形で絡むと良い攻撃になるが、長澤選手の後ろに柏木選手がいて、あまり絡めなかった。

RP:橋岡選手の1得点目については。サイドからいい形でゴール前まで飛び込んでのヘディングでした。
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS