「非常に良いプレスを掛けることができた」



《ペア マティアス ヘグモ監督》

本日は、サガン鳥栖さんに感謝します。ありがとうございました。選手たちが、我々のプレーコンセプトに忠実にプレーしてくれましたので、非常に感謝しています。試合を通じて、良い姿勢を見せてくれたと思います。

Q:今日の試合、3得点とも、シーズン前はなかなか主力組として試合に絡めていなかった選手たちが活躍していました。監督から見ての彼らの評価や、試合に出られなかった中でも姿勢を保っていた彼らについては?
A:怪我人が多いことはご存じだと思いますけれど、まず、それが第1の理由です。チアゴ(サンタナ)はチームに合流して、そこからフィジカル面で上げていくということを行ってきました。現在は試合を通じて、プレスをかけ続けることができるようになりました。裏に抜けるランニングもしていました。戦術的なコンセプトのところでも、彼は成長していますし、自信をつけていると思います。松尾(佑介)は、沖縄キャンプの当初から非常に好調でした。でも、腰やハムストリングスのところで、少し怪我で苦しみました。本日、やっとスタート(先発)できるという状況になりました。そして、我々のやり方の中でのウイングというのは、1対1でスピードを生かして仕掛けたり、裏に抜けたりする存在です。トモ、大久保トモ(智明)の場合は、クラブワールドカップで大きな怪我をしました。2週間前に、やっとフルで練習できるようになりました。この前のFC東京戦でも、彼が成長している姿が見られたと思います。運動量や裏への抜け出し、さらに相手の脅威になってゴールを脅かすというところが、本日、さらに良くなっていたと思います。我々は、浦和で『練習の文化』というものを植え付けようとしていまして、練習の強度を上げてきていますけれど。そこに選手たちが順応してきたと思います。3人とも、フルで練習ができて、非常に良いパフォーマンスを見せることができたというところは、非常に嬉しいですね。

Q:前回の敗戦から日数がなかった中で、ここまで良い内容のプレーができた要因、監督はどのように考えているか?
A:戦術的にも、フィジカル的にも、トレーニングをし続けてきている中で、それを90分間通じて出せるようになってきました。きょうは立ち上がりから非常に良いプレスを掛けることができたと思います。それが、きょうのキーファクターだったと思いますけれど、ボールの近くにいる選手が、どんどんプレスをかけていくという姿がありました。ミドルブロック、ローブロックを組んでいる時も、出ていく判断が非常に良かったと思います。そこからアグレッシブにプレスを掛けるということができたと思います。鳥栖は、ボールの後ろに、人数をかけてプレーするタイプのチームです。そして、そういった状況の読み、また、組織としてプレスをかけるところも良くなってきていると思います。攻撃の面では、後ろから繋いでプレーするというところが、さらに発展していると思います。後ろから繋いで組み立てていって、それをゴールに繋げるということもできますし、その中で、相手がマンツーマン気味にマークをしてきた時に、前線の選手を使うという判断も非常に良かったですし。今日は、松尾も(前田)直輝もチアゴも、そしてインサイドハーフの選手たちも、それを読んで、しっかり裏に抜けるという動きをしていました。

Q:佐藤(瑶大)選手が前に出て相手の攻撃を潰すシーンが良かったと思う。2点目もそこから生まれた。FC東京戦では、そこを怖がってしまったというか、あまり前に出られなかったというところが厳しく見えたが、彼のマインドをうまくチェンジができたように感じる。彼らが自信を持ってプレーできたことについては?
A:前線でのプレスがハッキリしていれば、ディフェンダー、センターバックたちにとって、より状況を読みやすくなります。そうなると、自分のゾーンに入っている相手に対し、強く行くことができます。また、1人が強く行っている時に、周りの選手がしっかりとカバーできるという、4バックが非常に良いゾーンディフェンスをしてくれたと思います。戦術的な視点から見ても、前線からのプレスが良くなれば、後ろの人たちにとって読みやすい状況ができるということだったと思います。

Q:酒井宏樹選手がメンバー外でしたが、彼の状況を話せるところで。
A:FC東京戦で、ヒザを少し痛めました。今日の試合では、メンバーに入ることができませんでした。

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J1第7節・鳥栖戦=監督コメント

「非常に良いプレスを掛けることができた」



《ペア マティアス ヘグモ監督》

本日は、サガン鳥栖さんに感謝します。ありがとうございました。選手たちが、我々のプレーコンセプトに忠実にプレーしてくれましたので、非常に感謝しています。試合を通じて、良い姿勢を見せてくれたと思います。

Q:今日の試合、3得点とも、シーズン前はなかなか主力組として試合に絡めていなかった選手たちが活躍していました。監督から見ての彼らの評価や、試合に出られなかった中でも姿勢を保っていた彼らについては?
A:怪我人が多いことはご存じだと思いますけれど、まず、それが第1の理由です。チアゴ(サンタナ)はチームに合流して、そこからフィジカル面で上げていくということを行ってきました。現在は試合を通じて、プレスをかけ続けることができるようになりました。裏に抜けるランニングもしていました。戦術的なコンセプトのところでも、彼は成長していますし、自信をつけていると思います。松尾(佑介)は、沖縄キャンプの当初から非常に好調でした。でも、腰やハムストリングスのところで、少し怪我で苦しみました。本日、やっとスタート(先発)できるという状況になりました。そして、我々のやり方の中でのウイングというのは、1対1でスピードを生かして仕掛けたり、裏に抜けたりする存在です。トモ、大久保トモ(智明)の場合は、クラブワールドカップで大きな怪我をしました。2週間前に、やっとフルで練習できるようになりました。この前のFC東京戦でも、彼が成長している姿が見られたと思います。運動量や裏への抜け出し、さらに相手の脅威になってゴールを脅かすというところが、本日、さらに良くなっていたと思います。我々は、浦和で『練習の文化』というものを植え付けようとしていまして、練習の強度を上げてきていますけれど。そこに選手たちが順応してきたと思います。3人とも、フルで練習ができて、非常に良いパフォーマンスを見せることができたというところは、非常に嬉しいですね。

Q:前回の敗戦から日数がなかった中で、ここまで良い内容のプレーができた要因、監督はどのように考えているか?
A:戦術的にも、フィジカル的にも、トレーニングをし続けてきている中で、それを90分間通じて出せるようになってきました。きょうは立ち上がりから非常に良いプレスを掛けることができたと思います。それが、きょうのキーファクターだったと思いますけれど、ボールの近くにいる選手が、どんどんプレスをかけていくという姿がありました。ミドルブロック、ローブロックを組んでいる時も、出ていく判断が非常に良かったと思います。そこからアグレッシブにプレスを掛けるということができたと思います。鳥栖は、ボールの後ろに、人数をかけてプレーするタイプのチームです。そして、そういった状況の読み、また、組織としてプレスをかけるところも良くなってきていると思います。攻撃の面では、後ろから繋いでプレーするというところが、さらに発展していると思います。後ろから繋いで組み立てていって、それをゴールに繋げるということもできますし、その中で、相手がマンツーマン気味にマークをしてきた時に、前線の選手を使うという判断も非常に良かったですし。今日は、松尾も(前田)直輝もチアゴも、そしてインサイドハーフの選手たちも、それを読んで、しっかり裏に抜けるという動きをしていました。

Q:佐藤(瑶大)選手が前に出て相手の攻撃を潰すシーンが良かったと思う。2点目もそこから生まれた。FC東京戦では、そこを怖がってしまったというか、あまり前に出られなかったというところが厳しく見えたが、彼のマインドをうまくチェンジができたように感じる。彼らが自信を持ってプレーできたことについては?
A:前線でのプレスがハッキリしていれば、ディフェンダー、センターバックたちにとって、より状況を読みやすくなります。そうなると、自分のゾーンに入っている相手に対し、強く行くことができます。また、1人が強く行っている時に、周りの選手がしっかりとカバーできるという、4バックが非常に良いゾーンディフェンスをしてくれたと思います。戦術的な視点から見ても、前線からのプレスが良くなれば、後ろの人たちにとって読みやすい状況ができるということだったと思います。

Q:酒井宏樹選手がメンバー外でしたが、彼の状況を話せるところで。
A:FC東京戦で、ヒザを少し痛めました。今日の試合では、メンバーに入ることができませんでした。

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