2020シーズンの公式戦初戦となったJリーグYBCルヴァンカップグループステージ第1節・ベガルタ仙台戦を5−2で勝った浦和レッズ。沖縄キャンプから積み上げてきた[4−4−2]のスタイルがピッチによく反映された結果でもある。
特に昨シーズン加入した汰木康也や山中亮輔、杉本健勇など、得意とする本来のポジションでプレーすることで水を得た魚のように、自分の力を発揮した印象もある。
そして、いよいよリーグ戦の初戦を迎える。対戦相手は湘南ベルマーレ。昨シーズンの対戦では1分1敗。湘南がJ1に昇格した2018シーズンから1度も勝てていない状況だ。
湘南は2年目となる浮島敏監督のもと、経験豊富でポテンシャルのある選手14名(復帰組も含む)をチームに迎え入れ、縦に速いアグレッシブなスタイルで戦う。3−5−2の形をベースに、ボールキープでの幅を持たせようとブラッシュアップを図っている。
橋岡大樹は「湘南は切り替えが速く、カウンターも速い。若い選手も多いので絶対に負けたくない」と意気込んだ。
先日のルヴァンカップでは大分トリニータと対戦し、終了間際の90+3分に途中出場の梅崎司がPKを決めて勝利。こちらも結果を出したことで勢いをもっている。
また、梅崎や石原直樹、山田直輝、岡本拓也など、浦和でプレーをした選手たちも多く、選手だけでなくファン・サポーターにとっても楽しみな対戦になるだろう。
西川周作は「(梅崎)司とは連絡をとったが試合に出てくれば得点を奪われたくはない。昨年はPKを決められている。ゼロで抑え、良いリーグ戦のスタートを切りたい」と話した。笑顔の中にも守護神としてのプライドを覗かせる。
[4−4−2]の布陣が形になってきたからこそ、ピッチで成熟度の差を見せ付け敵地から勝点3を持ち帰りたい。
西川は「昨シーズンとは違った姿を見せる。アグレッシブな姿勢をスタートから出す」と強調した。
“新生”浦和の姿を多くのファン・サポーターは期待している。
(石田達也)
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“新生”浦和の力を
2020シーズンの公式戦初戦となったJリーグYBCルヴァンカップグループステージ第1節・ベガルタ仙台戦を5−2で勝った浦和レッズ。沖縄キャンプから積み上げてきた[4−4−2]のスタイルがピッチによく反映された結果でもある。
特に昨シーズン加入した汰木康也や山中亮輔、杉本健勇など、得意とする本来のポジションでプレーすることで水を得た魚のように、自分の力を発揮した印象もある。
そして、いよいよリーグ戦の初戦を迎える。対戦相手は湘南ベルマーレ。昨シーズンの対戦では1分1敗。湘南がJ1に昇格した2018シーズンから1度も勝てていない状況だ。
湘南は2年目となる浮島敏監督のもと、経験豊富でポテンシャルのある選手14名(復帰組も含む)をチームに迎え入れ、縦に速いアグレッシブなスタイルで戦う。3−5−2の形をベースに、ボールキープでの幅を持たせようとブラッシュアップを図っている。
橋岡大樹は「湘南は切り替えが速く、カウンターも速い。若い選手も多いので絶対に負けたくない」と意気込んだ。
先日のルヴァンカップでは大分トリニータと対戦し、終了間際の90+3分に途中出場の梅崎司がPKを決めて勝利。こちらも結果を出したことで勢いをもっている。
また、梅崎や石原直樹、山田直輝、岡本拓也など、浦和でプレーをした選手たちも多く、選手だけでなくファン・サポーターにとっても楽しみな対戦になるだろう。
西川周作は「(梅崎)司とは連絡をとったが試合に出てくれば得点を奪われたくはない。昨年はPKを決められている。ゼロで抑え、良いリーグ戦のスタートを切りたい」と話した。笑顔の中にも守護神としてのプライドを覗かせる。
[4−4−2]の布陣が形になってきたからこそ、ピッチで成熟度の差を見せ付け敵地から勝点3を持ち帰りたい。
西川は「昨シーズンとは違った姿を見せる。アグレッシブな姿勢をスタートから出す」と強調した。
“新生”浦和の姿を多くのファン・サポーターは期待している。
(石田達也)
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