back

練習レポート

top
「アビスパ福岡戦では95分、100分と我々は集中力を保たないといけない」 ?橋・清水移籍で「夏のウインドーはまだ開いている状態だ」マチェイ スコルシ?ャ監督定例会見

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです


(有賀久子)



「アビスパ福岡戦では95分、100分と我々は集中力を保たないといけない」 ?橋・清水移籍で「夏のウインドーはまだ開いている状態だ」マチェイ スコルシ?ャ監督定例会見

7月25日(金)、マチェイ スコルシ?ャ監督は、27日(日)に控えるJ1リーグ第23節・アビスパ福岡戦にむけて、オンラインで定例会見に臨んだ。

福岡について「ハイプレスは、Jリーグで最も得意なチーム。良いハイプレスからボールを奪ってショートカウンターを仕掛けることが出来るチームです」と評した。浦和が福岡の圧力に正しく反応し、回避し、勝つために得点を奪いに行くことが出来るか。

今は、FC東京戦の振る舞いが強く印象に残るため、福岡相手にも守備で上回れるぞ、と強く自信を持って言えないのが、正直なところだ。マチェイ監督は、FC東京戦でのローブロックに物足りなさを感じていないのか。

「勝つための手段になりきれていないのでは」と尋ねると、FC東京戦については「最も欠けていたものは、ゲーム勘だった」と試合直後と同じ感想を口にした。その中で、マチェイ監督は「世界トップクラスの強さを誇るチームと対戦したクラブワールドカップでも、FC東京戦より堅いローブロックで守ることが出来ていました。ローブロックのルールをDF、もしくは中盤の選手たちが忘れてしまっているわけではないと思います。4週間ほど公式戦がなかった、というのが、最も大きな理由かもしれません。中3日で挑んだ湘南戦では、より良い守備が出来ました」と振り返った。

「準備期間で、大学との練習試合を1試合プレーしましたが、それを、もしかしたら、もっと増やすべきかもしれません。練習試合であったとしても、今後、同じような状況があれば、強度が上がるような、そういう状況をより数多く用意することが必要かもしれません」と語った。

前回の福岡戦は、0対1で敗れた。この時期、悔しい引き分けもあったが、勝ち点を着実に積み重ねていた期間だった。その中での痛い黒星。

「福岡に勝つために何が求められるか」と尋ねると、「試合を通じての集中力が必要だと思います。アビスパ福岡は、非常に特長的なサッカーをプレーすると思います。ビルドアップは、もしかしたら、湘南ベルマーレほど得意ではないかもしれません。しかし、セカンドボールの回収やストライカーとシャドーの連係など、非常に強力な攻撃を仕掛けることが出来ます。直近の京都サンガF.C.戦でも、2対0で負けていたけれど、システムなどを変え、選手を代え、アディショナルタイムで2得点。90分とは言わず、95分、100分と我々は集中力を保たないといけないと思います。そして、ハイプレスは、Jリーグで最も得意なチームだと思います。良いハイプレスからボールを奪ってショートカウンターを仕掛けることが出来るチームです」と挙げた。

トップチームは今朝9時、?橋利樹の清水エスパルスへの完全移籍を報告した。「夏のウインドーはまだ開いている状態ですので、新たな血を、我々のロッカーに連れてくるというところを模索しています」と言及した。

5月28日(水)のリーグ第22節・セレッソ大阪戦後には、クラブワールドカップを控えて怪我人を出さないようにしながらも勝ちに行くマネジメントの難しさを問われた時には「バランスを見つけることが難しい状況」としながら「大きな大会を控えていて怪我人を出すわけにもいかない中で、そこまで厚くない層の中から、選手を替えながら戦わなければいけません」と苦労を口にしていた。

・・・・・・


ログイン・会員登録はコチラから
すべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。



(c)REDS PRESS