back

練習レポート

top
石原広教、応援の思いを胸に戦いたい

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです



(有賀久子)



石原広教、応援の思いを胸に戦いたい

現地時間の6月14日(土)18時30分頃から、ポートランドとオンラインで繋ぎ、石原広教が取材に応じた。

FIFAクラブワールドカップ2025が開幕した。アル・アハリ・カイロとインテル・マイアミの一戦で開幕し、ドロー決着。この試合中に今回の囲み取材が行われたが、選手入場シーンなど、石原は、どのように見たのか。

「メッシがスゲェ!ってなっていました(笑)」。1人ずつの選手入場の演出には「らしいっすね」と話し、「緊張しないように頑張ります」と笑った。普段のJリーグから、石原はどのタイミングで、グッと気持ちを高めるのか。「どうですかね。あまり変わらないかなと思うんですけど。試合に入ってからの方が多いかもしれないっす。あまり試合前にそういうのを考えることはあまりないですね」と自己分析。大切なのは、目の前の、対面の相手に負けない気持ち。「そこの気持ちはもちろん変わらず、プラス、凄い選手たちであるのは間違いないと思うので、そういう選手に勝つことによって、また何か新しいモノが発見できると思うし、もし、やられたりしても、それでも成長に繋がると思うし、新しい気付きもあると思うので、(マッチアップは)楽しみです」と気持ちを話した。

ポートランドのトレーニング場には、浦和区役所など、数多くの、さまざまな機会で、ファン・サポーターや住民からの寄せ書きがつまったフラッグがズラッと飾られた。そんな日本からのエールに対して、石原は「(石原広教という)名前を書いてくれている方も何名かいて、応援してくれていることは伝わってきています。もちろん、アメリカに来る前の壮行会でも、サポーターの思いは伝わっています。応援して下さっている方々の思いはしっかりと伝わっているので、その思いを胸に戦いたいと思います」と言葉にした。

いよいよ、現地時間の17日(火)昼12時キックオフ、初戦のCAリーベル・プレート戦を迎える。どんな気持ちで浦和レッズのユニフォームに袖を通すのか。

石原は、加入当時を振り返る。

「(浦和に)入ってきた時も、最初は(酒井)宏樹くんがいて、そういう選手に自分が向かっていくというのは、1つのチャンス、自分が成長できるキッカケでもありました。あまり知り合いもいなかったので、自分の中でもチャレンジでした。難しさはもちろんありましたけど、試合に出られるようになったり、調子が良い時、悪い時があったけれど、今年、今、こうして、クラブワールドカップまで出られるようになって。1つ、ここはそれを理由に(浦和に)入ってきたところでもあったので、ここでまた、試合に出て活躍するというのは、自分の中では、大切なこと以上のところだと思うので。とにかく試合に勝つことはもちろんですけど、爪あとを残すというところは必ずしたいなと思うし、チームのために戦うというところは、これまで通りにやりたいと思います。レッズのエンブレムを背負っている限り、責任感をもって戦わなければいけないと思うし、いろいろな人の思いを背負って戦う大会にもなると思うので、しっかりと気を引き締めて頑張りたいと思います」。


・・・・・・


ログイン・会員登録はコチラから
すべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。



(c)REDS PRESS