back

練習レポート

top
札幌ドームでの初プレー。岩波拓也「温度も低く設定されていると思うので、たくさん走れるようにしたい」

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです



9日(金)、浦和レッズは札幌戦に向けた非公開練習を実施した。

記者がピッチ脇に出て取材を許された時間帯には全体練習が終わり、選手がクラブハウスに引き上げて行く途中だった。

その中、岩波拓也と西川周作に話を聞いた。

まず意外だったのは、岩波が札幌ドームでプレーしたことがないことだった。神戸時代、札幌戦の前はいつもケガをしていて、去年の厚別が初めてとのこと。

岩波は「(ドームは)温度も低く設定されていると思うので、たくさん走れるようにしたいし、ウォーミングアップの時から周りの状態を確認したい。前回のホームでは情けない試合をしたので、借りを返す意味でしっかりとした試合をしたい」と話した。

しっかりとした試合運びをするには、立ち上がりの集中が必要だ。追いかける立場になると、余計なエネルギーを失うことになる。

岩波は「全員がキックオフから試合に入るようにする。もしかしたらウォーミングアップの時から入るかもしれないし、同じミスを繰り返さないこと、逆に自分たちの方が先に得点を取れるようにしたい」と強い口調で話した。

一方、札幌ドームでのプレー経験がある西川は「ドームは熱気がこもる。ピッチも固い方なので声をかけたい」とチームメイトに情報を発信する構えだ。


浦和は劣勢時にも粘り強く戦える場面は増えてきている。流れを好転させるためにもきっちりと先制点を取り、90分間集中力を持続できるか。

浦和サポ―ターの応援の熱量を力へとチャージし「結果で返したい」と西川は意気込む。

(石田達也)

・・・・・・

ログイン・会員登録はコチラから
すべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。



(c)REDS PRESS