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練習レポート

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先発見込みの山中亮輔。また、弾けるような笑顔を

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです




見るからに落ち込んでいた。「今日は完敗だと思うし、現実を受け入れてまたイチからやっていくしかない」。チームメイトや先輩たちにかわいがられる大きな要因である、彼の弾けるような笑顔は影を潜め、視線は落ち、声に力はなかった。

J1第4節のC大阪戦、第5節のFC東京戦と2試合連続で途中出場からアシスト。山中亮輔はその左足で引き分けでもおかしくない試合を勝利に変え、敗戦でもおかしくない試合を引き分けに持ち込んだ。まるでその一戦に合わせて調子を上げるようにして、リーグ戦4試合ぶりとなるスタメンの座を射止めた。浦和に加入して初めてとなる横浜FMとの対戦で。

相手のことは十分に知っている。だがそれは相手にとってもまた同じことだった。横浜FMの攻撃の中心であり、パスの出し手でもある天野純は「いつも狙っているし、たまたま」と山中を狙ったことは否定したが、結果として裏を何度も突かれた。事故的な失点だったとはいえ、自分に当たったボールがゴール前にこぼれて開始早々の失点を許した。チームとして完敗。自らも実力の半分も出すことはできず、自信を失いかねない試合になってしまった。

しかし、オリヴェイラ監督は“断罪”することなく、山中にその屈辱を晴らすチャンスを与えそうだ。・・・・・・


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