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安部裕葵、左ハムストリング肉離れ

安部裕葵、左ハムストリング肉離れ



この現実だけは避けたかった。

浦和レッズは2月9日(金)、大原サッカー場でのトレーニング再開を前に、練習不参加選手を伝え、2月2日(金)に行われた名古屋グランパスとのトレーニングマッチの2本目で負傷交代した安部裕葵が『左ハムストリング肉離れ』と診断され、リハビリに入っていることを発表した。
安部は逆足だが、これまで2度にわたり、大きな負傷を経験している。

キャンプでは張りを感じれば、メニューを変えるなど、慎重に調整を進め、まず照準をあわせたベガルタ仙台とのトレーニングマッチでは2本目に出場し、30分間プレー。生き生きとしたプレーを見せ、19分にはゴールも奪った。試合後、次の目標は?と問われ、「怪我をせず、楽しんでやれれば」とひょうひょうとした表情を見せていたが、嬉しさはにじみ出ていた。練習でも同じだった。



その矢先の怪我であり、今、名古屋戦での、担架にのせられる安部の表情を見返すと、かなり、痛みで顔をゆがませていた。痛みだけではなく、悔しさも含む表情に見えてしまう。最終日、足を引きずる安部がいた。松葉杖などを使うこともなく、自力歩行が出来ていた部分はホッとしていたが、『左ハムストリング肉離れ』であったことが判明した。全治、復帰時期はふせられている。
どうか焦らず、安部が、再びピッチに戻る日が1日でも早く訪れることを願うばかりだ。ピッチに一度立てば、観る者をワクワクさせるプレーを見せてくれるんだ、と沖縄・金武町キャンプで確かめることが出来ただけに。





(c)REDS PRESS