堀之内聖の記者会見後、山道守道GM代行は来季に向けた所属選手との契約や補強についてや監督人事について触れた。
選手との契約について、現在、浦和レッズに所属する外国籍選手については「ノーコメント」としたものの、契約更改をしない日本人選手は堀之内のみであることを語った。
山道GM代行は「(現有戦力の大量放出など)乱暴なことはしたくない。甘いと言われるかもしれないが、上には話してある。今のメンバープラスアルファで勝負したい」とことしのメンバーをベースに他チームから若干補強を加え、戦う方針を打ち出した。
また、現在進行中である監督人事について山道GM代行は「(交渉は)相手があることであり、敬意を払うべき。不確定なことは言えない」と具体的な交渉相手、進捗状況などは一切話さなかった。しかし、監督の条件として「経験や引き出しを持っている人材」、「チームの安定化を図れる人材」、「若い選手が多いため、言葉で正しく目指すものを伝えられる人材」などを挙げ、適任とする監督に対して、複数年契約を提示することも明らかにした。
さらにクラブの目指すサッカーや方針について「明確にしてほしい」と一部の選手が発言していることに山道GM代行は「(クラブとチームが)責任をシェアしなければ、次に進めない。ピッチに立っているのだから(選手は責任を)転嫁してはいけない」と反論した。
いずれにしろ、監督人事は現在進行中。また、選手の補強をしながら、ことしのメンバーを軸として来季を戦うこととなった。