(有賀久子)

興梠慎三、ありがとう〜興梠慎三引退試合
12月13日(土)、埼玉スタジアム2〇〇2で2024シーズンをもって選手生活から退いた興梠慎三さんの引退試合が開かれた。ガチンコ勝負をテーマに、ミハイロ ペトロヴィッチ監督が率いた『URAWA REDS 2017』とオズワルド オリヴェイラ監督が率いた『KASHIMA ANTLERS 2007-09』の一戦。30562人のサポーターが集まった。
ウォーミングアップから公式戦さながらの準備風景が見られ、サポーターも出場選手たちのチャントで出迎える。キックオフした後も、1ヶ月ほど前からきょうのために準備を進めていたという興梠が走る、走る。背番号30の背中が頼もしかった。
9分に主役の興梠の得点が決まり、先制。21分にはズラタンが追加点を決め、2対0で折り返す。メンバーを大きく入れ替えた後半は、興梠に疲労の色が隠せず、途中、足が攣るアクシデントも。しかし、90分フル出場への意欲で踏ん張る。80分、鹿島・昌子源が1点を返すも、90+2分、自陣で宇賀神友弥がボールをカットすると、武藤雄樹がフォローし、すかさず、前線の興梠へ。しかしながら、もう追いかける足が残っていない。李忠成がフォローし、GKとの1対1を制してダメ押し弾。
3対1で『URAWA REDS 2017』が勝利し、気持ち良くセレモニーへと移った。
ここでは興梠が英語でスピーチしたり、オリジナル動画を披露したり、と興梠のアイディアがつまった時間になった。
サポーターはビジュアルで応え、何度も何度も興梠や参加選手に拍手を送った。胴上げでは、背番号30にちなんで30回をリクエストするなど、互いに楽しんだ。
We are Diamondsをみんなで歌い、締めくくった。
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