(有賀久子)


[ユース]最終節を残し、プリンスリーグ自動降格が決定
12月7日(日)、浦和レッズユースは『高円宮杯 JFA U-18サッカーフ?レミアリーク?2025』のEAST第21節・川崎フロンターレU-18に臨んだ。場所は、Uvanceとと?ろきスタシ?アム by Fujitsu。川崎U-18にとっても、今シーズン唯一となるメインスタジアムでの開催とあって、クラブがトップチームの公式戦さながらにインフォメーションやイベント企画に力を入れ、呼応して、応援の声もより力強く響いていた。
完全アウェイの空気の中であったが、レッズユースは、最終節までプレミアリーグ残留の望みを繋ぐためには勝つしかなかった。前日、勝ち点3差で10位の昌平高校(埼玉県)が柏レイソルU-18に2対0で勝利し、勝ち点を25[得失点差-10]に伸ばした。そのため、この試合は引き分けでも、プリンスリーグ自動降格が決まる。
開始2分、右CKでキッカーのDF田中一信、はショートコーナーを選択。和田武士にあて、再び戻ってきたボールを中に入れると、ルーズボールをキャプテンMF深田京吾、DF瀬戸駿がおさめ、最後はFW阿部湧心がボックス左で仕掛け、勝負あり。阿部のマイナスのパスをFW中村虎太郎が合わせ、シュート。レッズユースが先制した。
試合の入りは良かったが、セットプレーを含めて、18分、20分と立て続けに失点。45+1分にこぼれ球をMF和田直哉が押しこみ、何とか追いついて後半を迎えたが、63分、66分に、またも短い時間の中で失点を重ね、最後は79分、途中出場の川崎U-18MF藤井漣祐がきょう2点目を決めて、試合終了。
試合は2対5で、レッズユースは敗戦。この結果を受けて、来シーズンのプリンスリーグの自動降格が決まった。
浦和レッズのアカデミーとして過ごす最後の1年を迎える高校3年生のみならず、高校2年生ながら、ここまで11得点を決めて得点ランキング6位に位置する虎太郎は、84分に途中交代でベンチに下がると、ユニフォームで顔を覆って悔しがった。開幕戦からレギュラー出場した高校1年生の和田武士も、目を真っ赤にさせてロッカールームから出てきた。全員が自身に矢印を向け、責任を感じていた。
降格は決まったが、プレミアリーグは残り1試合。
最終節は、FC東京U-18をさいたま市大原サッカー場に迎える。12月14日(日)、13時キックオフだ。
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