第49回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会に臨んだ浦和レッズユースは、1勝2分の成績ながらも、首位と勝ち点1差の2位で、グループステージ敗退となった。
7月23日(水)、RB大宮アルディージャU18戦は、後半勝負となった。38分、レッズユースは先制点を許すも、攻守の切り替えを鋭く、大宮ゴールに迫った。43分、右の阿部湧心の折り返しに、小川直澄が後方からのフリーランニングを活かしてゴール前に入り、シュート。同点とした。終盤にも好機があったが、ゴールネットを揺らすことが出来ず、さいたまダービーは引き分けに終わった。
この結果を受け、グループ1位のみ通過のノックアウトステージ出場決定は、最終節にもつれこんだ。25日(金)、18時キックオフ。レッズレディースは3会場目、万博記念競技場に場所を移して、モンテディオ山形ユース戦に挑んだ。
レッズユースは、前・後半で12本のシュートを放つも、自陣を固める山形の前に得点を決めることが出来なかった。守備も踏ん張りを見せたが、結果は、スコアレスドロー。他会場で、2位のヴィッセル神戸U-18が大宮に、終盤の69分に決勝点を決め、2対1で勝利。順位が入れ替わり、ノックアウトステージには神戸が進出した。
悔しいグループステージ敗退。だが、昨シーズンも、この大会以降、大きく成長を見せ、逞しさが増した。その変化に期待し、9月7日(日)の高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2025・EASTの第12節・流通経済大学付属柏高校戦まで待とう。