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[ユース]和田直哉、和田武士との連係が分かってきた 〜全国大会が待つユースの熱い7月が始まった

(有賀久子)



[ユース]和田直哉、和田武士との連係が分かってきた 〜全国大会が待つユースの熱い7月が始まった


高円宮杯 JFA U-18サッカーフ?レミアリーク?2025 EASTの第11節・市立船橋高校戦。90分、和田直哉が決勝点をあげた。こぼれ球を見逃さず、頭で合わせた。「マジで嬉しいっす」と照りつける日差しに負けない、それ以上の輝く笑顔を見せた。

今シーズン、浦和レッズユースの指揮官が阿部勇樹監督となり、レギュラーはフラット状態になった。昨シーズン、主力だった高校2年生も、最上級生になったからといってメンバー入りが確約されているわけではない。

その中で年代別代表にも選出される和田直哉はチームの中心選手としてピッチに立つ。それだけにカテゴリーが上がったプレミアリーグで勝ち星を重ねられない現状に、常にもどかしい思いを抱えていた。

「順位表で、自分たちの下にいるのは市船しかいないし、この試合に勝利すれば、上との勝ち点差も縮まると、みんなが分かっていたので、試合に入る気持ちは全然違ったと思います」と振り返る。

勝つには勝ったが、満足はしていない。点をとって、とられてのシーソーゲーム。特に75分にDF東方田純永が1試合で2枚目の警告を受けての退場処分となり、1人少なくなった直後、79分の失点はピッチ内が混乱してしまった。

「全然、ピッチ内が整理できていませんでした。1人少ない状態で1点リードを許したことで、ピッチ内はまた変更して混乱したんですけど、そこからはもう、絶対に追いついて、絶対に勝つんだという、結局は気持ちの勝負でした」と力強く答えた。

「市船戦は、相手が引いてきていたので、自分と(和田)武士がボールを触れる時間が多かったと思うし、最近、中盤で武士と組んできて、2人の連係が分かってきたので、あとは(小川)直澄がトップ下に入ってくれているので、そこの自分と武士と直澄の流動生というところは、結構あると思うので、そこは強みになってきたかなと思います」と手応えありの表情。

前半戦終了となる試合で勝利。今シーズン初の連勝でもある。「このあと、クラブユースが控えているので、めちゃくちゃ良い流れで行けるので、最高です」と話した。










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