back

REDSニュース|小森飛絢、加入会見 ゴールに直結するプレーを意識〜耐えることも知る選手〜|レッズプレス!!

top
小森飛絢、加入会見 ゴールに直結するプレーを意識〜耐えることも知る選手〜

(有賀久子)

 

小森飛絢、加入会見 ゴールに直結するプレーを意識〜耐えることも知る選手〜

現地時間の6月7日(土)夜、浦和レッズはオンラインで、新加入FW小森飛絢の移籍会見を開いた。

J1リーグデビューの前に、世界大会で浦和レッズデビューを果たす可能性もある小森飛絢。「一番コミュニケーションを取りやすいのはサッカーの話。そういう話でコミュニケーションを取っていければ良いなと思っています」という言葉が印象的だった。

この先、日本代表やワールドカップ出場といった大きな活躍を目標に置く小森が、このタイミングで浦和レッズ加入を決めた理由とは?

「いろいろなクラブからのオファーを頂いて、一番魅力的なチームだなと思って。あと、自分の夢に一番近づけるんじゃないかな、と思って、このクラブを選びました」。

昨シーズンは、ジェフユナイテッド市原・千葉で得点王、ベストイレブン、そしてMVPに輝き、ベルギー1部リーグのシント=トロイデンVVへの期限付き移籍を決めた。この時、小森は「自分らしく全力でプレーし、勝利へ導くゴールを決め続けることをお約束します」とメッセージを綴っている。やはり、小森は常にゴールを意識している。



小森をよく知る人物は一様に「ゴールへの執念を持つ選手」と評した。それを伝えると「自分のポジションはFWなので、一番は、やっぱり点数を決めること、ゴールに直結するようなプレーだと思っているんで、そこは常に意識してやっています」と話した。

ベルギーでの経験については「全てにおいて、このままじゃあ、ダメだなと思い知らされました。またイチから、しっかり見直さなきゃいけないなと実感しました。本来であれば、海外でやりたいという気持ちはありました。けれど、その中で「やれない」という風になった時に、自分が、自分の夢を叶えたい、目標にしているところに近づくためには、というところで、レッズを選びました」。

現時点で、小森に尋ねたかったのは、うまくいかない時の振る舞い方をどのように意識しているのか。ジェフ千葉において、7試合、得点から遠ざかっていた時期があった。この時、何を感じていたのか。「監督の指示、その指示を全うする。あとは、やっぱり決められない時期を乗り越えた時に、1つ、自分の中でレベルアップできると思っているので、そこは『耐え』だと思っています」と話してくれた。

ベルギーで経験した半年間、小森にとっては「苦しい、悔しい半年」と表現した。「これを経て、強くなるしかないと思っています」と上昇気流に乗る心構えは出来ている様子だ。

「ゴールを決めるところ、ゴールに直結するプレー、そういうところを存分に出していければ良いなと思っています。ビルドアップで、タイミングよく落ちてきて、起点を作る場面であったり、守備でスイッチを入れるところだったり、チームのために走れるというところを見せたいです。(浦和レッズサポーターは)すごく迫力のあるサポーターたちというイメージ。点数を決めると、盛り上がってくれると思うので、その時の歓声というのは楽しみです。ボールの出てくる、出てこないというのは、自分の練習のプレーだったり、試合のプレーとかで、ゴールというところで見せられれば、パスも来ると思うので、そういうところでしっかりと証明していければ良いなと思っています」。

クラブワールドカップで成し遂げたいこと。「まず、出場して、活躍して、世界が注目している大会だと思うので、そこで結果を残したい」と話した。





(c)REDS PRESS