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プレミアEAST第4節・川崎U-18戦 阿部勇樹監督「負けて悔しいけれども、見失わずに」

(有賀久子)



プレミアEAST第4節・川崎U-18戦 阿部勇樹監督「負けて悔しいけれども、見失わずに」


4月26日(土)、埼玉スタジアム2〇〇2・第4グラウンド(人工芝ピッチ)で高円宮杯 JFA U-18サッカーフ?レミアリーク? 2025 EASTの第4節・川崎フロンターレU-18戦[14時キックオフ]が行われた。互いに好機があった中で決めきれず、0対0で前半を終えると、後半開始直前から降り出した強い雨の影響で難しい展開になった。



57分、試合が動いた。川崎は最終ラインから中盤の小川尋斗に入れると、小川(尋)は前線に長いボールを送った。ボールを受けるのは、新堀翔。バウンドを生かし、ボックスの外からボレーシュート。この日先発の浦和GKマルコム アレックス恵太が反応したが、先制点を決められた。
浦和としては、川崎陣内で、まず、ボールホルダーに対する前線の寄せが甘く、ロングボールを許したこと。ロングボールに対して、右サイドバック片野大志、右センターバック安藤純和がいて数的優位ながらも、相手が思いきり足を振れる距離をあけてしまったことなど、防げる得点であった。



ただ、第4節の浦和は、前半からボールを動かし、ワンタッチやフリックを入れながら攻撃を展開することが出来ていた。川崎サポーターが「ミシャのサッカーのようだ」と表現するほど。川崎の守備に焦れて、長いボールで逃げることは見せず、練習でやってきたことを継続できていた。

失点後も、効果的な選手交代で、途中出場の阿部湧心のシュートや、この日攻撃の起点になっていた吉田真信がこぼれ球に鋭く足を出してシュートを狙うなど、同点を目指して反撃の姿勢に出たが、1点が遠かった。

阿部勇樹監督は「相手の戦い方として、片方に寄るという分析があったので、寄せて、早く展開していければ、と考えていました。まずはボールを動かすという、自分たちがやってきたことをしっかりとやるということを、特に前半はよくやってくれたと思います。昌平戦とか、蹴って、相手にボールを簡単に渡していたというシーンが多かったので、その改善という意味でもよくやってくれたかなと思います。また、前節までの2試合、3バックでやりましたが、メンバーも戻ってきて、4枚でチャレンジしていくという変化があった中で、みんな、よく対応してやってくれました」と振り返った。失点場面に関しては「後半、少しずつ距離感だったり、少し任せるところが多くなっていました。雨の影響もあって、多少のズレが起きてきた中での場面だったので、もったいなかったと思います」と反省。



ただし、やはり川崎戦は、選手たちを評価した。「90分通して、やりたいサッカーは多く見せられたと思います。これを今後、どう継続できるかどうか。結果が出て、負けて悔しいけれども、見失わずに、これが自分たちのサッカーだと自信を持って言えるように今後もやっていきたいです」と語った。

次節・第5節は、あす29日(祝・火)は16時から、アウェイの東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝ピッチ)で、FC東京U-18と対戦する。

[メンバー]
GKマルコム アレックス恵太
DF片野大志/田中義峯/安藤純和/田中一信、(62分→阿部湧心)
MF野口直/和田直哉(キャプテン)/小川直澄(62分→白井桜介)/中田夕也(64分→高橋温郎)
FW吉田真信(77分→小鷹凛太朗)/中村虎太郎

GK大槻久翔
DF東方田純永/高橋温郎
MF白井桜介/関口昇佑
FW阿部湧心/小鷹凛太朗

[警告]浦和:63分/安藤純和

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