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[高円宮杯決勝]中学生年代の日本一に!

(有賀久子)



[高円宮杯決勝]中学生年代の日本一に!

12月27日(金)、浦和レッス?シ?ュニアユースは、中学生年代の日本一をかけて『高円宮杯 JFA 第36回全日本U-15サッカー選手権大会』の決勝に臨み、カ?ンハ?大阪シ?ュニアユースと対戦した。浦和は延長戦の末、3対2で逆転勝利し、優勝を果たした。

この大会で浦和が優勝したのは、大宮アルテ?ィーシ?ャシ?ュニアユースと決勝で戦った2013年大会以来のこと。先発に橋岡大樹、控えに伊藤敦樹がいて、敦樹は優勝の報告を受け、“11年前懐かしい”と自身のSNSで当時の写真を載せた。

試合は、開始4分に不意打ちのミドルシュートに対応できず、先制点を奪われると、30分にも失点し、0対2の劣勢状態で試合が進む。反撃が実を結んだのは、2失点目直後の32分。左からのクロスボールに、前線に立つFW井原桜太が、左足を思いきり振り抜き、ボレーシュートを決めた。1点差とする。

後半もガムシャラにゴールを目指す浦和だが、G大阪は、定評のある組織力の高い守備ではね返し、ダメ押し弾を狙う。時計の針が進む中、浦和には、焦りの様子も見えてくる。連続でCKの好機を得るが、1点が遠い。シュートを外し、選手たちは何度も頭を抱えた。

アディショナルタイムは3分。同日11時キックオフの高円宮妃杯U-15決勝では、リードしていた三菱重工浦和レッズレディースジュニアユースがこの時間帯に得点を許し、追いつかれた。逆もあるはずだ。絶対に諦めない姿勢でボールを追い続けた浦和は、迎えた80+3分、G大阪GKがこぼしたところを松坂碧生がつめて、同点。この日、一番の歓喜の声が響いた。

この日の味の素フィールト?西か?丘のゴール裏には、来シーズンからプレミアリーグに復帰する高校2年生を中心としたユースチームが陣取り、大きな声でチャントを送っていた。延長戦に入る直前、キャプテンの岩?篤斗は、“声をもっと、もっと”と、このゴール裏を煽る。



10分ハーフの延長戦。次に試合が動いたのは、96分。攻守にわたり、終始、力強くけん引した井原がシュートを放ち、G大阪GKのこぼれ球をDFがコントロールしたところを後半途中出場の三角隼人がインターセプト。ゴールネットを揺らした。

3対2と、この試合で初めてのリードを得た浦和は、99分にはGK河合颯佑がファインセーブでチームを救い、ゴールを守った。そして、試合終了の笛が鳴り、浦和は11年ぶりの頂点に立った。午前中は女子が、午後は男子が、それぞれに涙、涙の決勝となった。





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