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オギ！欧州CLデビュー戦で初ゴール～FCバイエルン・ミュンヘン戦

（有賀久子）

オギ！欧州CLデビュー戦で初ゴール～FCバイエルン・ミュンヘン戦

※写真は2023年のもの

UEFAチャンピオンズリーグ2024-25が開幕。ドイツのアリアンツ・アレーナを舞台に、クロアチア1部リーグ・GNKディナモ・ザグレブに浦和レッズから期限付き移籍中の荻原拓也は、FCバイエルン・ミュンヘン戦の先発メンバーとしてピッチに立ち、欧州CLデビューを飾った。

3対1、バイエルンのリードで迎えた50分、自陣の最終ラインからボールを受けた荻原は、味方とのワンツーで前方のスペースに飛び出すと、すぐに味方にボールを預け、自身はゴール前へフリーランニング。中盤でのキープから、相手DFラインの裏にパスが出ると、抜け出した荻原はGKの動きを見て、左足で股抜きゴール。3対2と1点差に迫る、そして何よりも、浦和レッズアカデミー出身者として歴史に名を刻む貴重な1点を決めた。

しかし、相手はFCバイエルン・ミュンヘン。

スイッチが入ったか。それとも、90分間の集中力が高いのが強豪の証か。57分にゴールを奪って点差を広げると、終盤にかけて、PKの好機を含めてバイエルンは確実に得点を重ね、後半だけで6得点。9対2と、CL1試合史上最多となる9ゴールを決めて、リーグフェーズ第1節を勝利で終えた。
荻原は試合後、自身のSNSに届いたメッセージに反応。投稿者は、かつてのチームメイトであるアレックスシャルク。シャルクは、SNSにゴール映像と共に、荻原のゴールを喜ぶ内容をストーリーズに投稿。荻原は、サムズアップの絵文字3つで応えた。