back

REDSニュース|遠藤航&鈴木彩艶 アジア最終予選・中国戦〜彩艶は、今の日本代表にとって…|レッズプレス!!

top
遠藤航&鈴木彩艶 アジア最終予選・中国戦〜彩艶は、今の日本代表にとって…

(有賀久子)


遠藤航&鈴木彩艶 アジア最終予選・中国戦〜彩艶は、今の日本代表にとって…

9月5日(木)、埼玉スタジアム2〇〇2で行われたFIFAワールドカップ アジア最終予選の初戦・中国代表との一戦は、7対0と大勝で終えた。

12分、セットプレーから、浦和レッズOBで、代表キャプテンの遠藤航のヘディングシュートで先制したのを皮切りに、前半アディショナルタイムに三笘薫が、52分・58分にはスキルの高いシュートで南野拓実が決め、大差をつけていく。

77分には、途中出場の伊東純也がゴールを決め、会場の気持ちは1つに。87分には、自陣でのバタつきをはね返すような、大きな展開から前田大然がスピードを生かして、ゴール。試合終了の笛が鳴る寸前まで集中力高く、90+5分には演出側にまわっていた久保建英が豪快なゴールネットを揺らした。

何よりも、注目は、最後尾を守る、浦和レッズOBでアカデミー出身のGK鈴木彩艶。アジア最終予選に背番号1を背負って、埼スタ凱旋の先発出場。後半に、いくつか連係でヒヤリとする場面はあったが、それすらもゴールチャンスになるという状況で、初戦・中国戦は、彩艶が、ほぼ仕事をしない展開となり、大量得点の中、緩みを見せずにクリーンシートで勝利に繋げた。

この夏、イタリア・セリエAのパルマに加入。先発でプレーしている。

遠藤は、彩艶について「(直近の試合で)退場したけれど、良いパフォーマンスを見せていたと思う。彼が、これから成長していくというのは、今の日本代表にとって、間違いなく欠かせないこと。こうやって少しずつ試合を重ねていって、自信をどんどんとつかんでいけば良いと思う」と話した。

初戦を終えて、彩艶は「(久々の埼スタは)初めて代表の選手として埼玉スタジアムのピッチでプレーしたが、嬉しい気持ちもあるけれど、やっぱり、無失点で勝利できたということが一番かなと思う。(ハーフコートゲームになったが)常に背後の準備はしていた。味方に任せるところと、自分が出るところ、90分間通して、コミュニケーションをとりながら出来たかなと思う」と振り返った。

遠藤自身は、自チームで出場機会が思うように得られていないが、そこは経験でカバーする。遠藤は「若手でもないので、経験のある選手だからこそ、落ち着いてやれた。試合には出られていないが、普段の練習のインテンシティの高さだったりは、今日の試合とは比べものにならない。そういう意味でも全く問題なく、試合に挑めた」と落ち着いた姿勢を見せていた。

今回の代表招集では、浦和レッズOBの長谷部誠がコーチとしてチームに加わっている。アジア最終予選の次戦は、日本時間11日(水)午前1時 。アウェイで、バーレーン代表と対戦する。







(c)REDS PRESS