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REDSニュース| 金メダルを手に帰国した大畑歩夢「自信になった。自分が勢いをもたらせられれば」|レッズプレス!!

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金メダルを手に帰国した大畑歩夢「自信になった。自分が勢いをもたらせられれば」

(有賀久子)


大畑歩夢「自信になった。自分が勢いをもたらせられれば」

AFC U23アジアカップ カタール2024で優勝を果たした、大岩剛監督率いるUー23日本代表チームが5月4日(祝・土)の夜に帰国し、監督、選手はメダルをかけて、空港で取材に応じた。

浦和レッズから招集されている大畑歩夢は、大会を振り返り、「(ACLなどで経験した)浦和の方が全然、人が入るし、アウェイ感というのは全くなく、緊張感というか、プレッシャーもなく、プレー出来たな、というのはある」とニヤッと笑顔を見せた。

大畑は「浦和で、そんなに長く出ていなかったので、代表で(試合に)出られて、コンディション的にも上がってきた。そこは自分の自信にもなったので、あした(5日)から浦和に帰って、しっかりとメンバー争いできるようにやっていきたいという思いがある」と、自ら、浦和レッズでの今後の生活について触れた。

大会中、試合を重ねるごとに、大畑の存在感は増していった。特に得点機会でしっかりと顔を出し、攻撃参加し、結果に繋げた。「サイドバックの選手として、守備のところで、まず、やられない。プラスアルファ、攻撃のところで違いを見せる、というのが、浦和でも求められているところだし、代表でも求められているので、そこは積極的に仕掛けていきたい」とイメージする。

「(浦和は)今、そんなに良い流れではないですが、自分が、そこに勢いをもたらせられればなと思う。(今回の大会を通じて)自信はもちろん付くし、試合感というのが一番、自分の中でデカいのかなと思う。(出し切れたか?)いや、まだ足りない部分の方が、自分の中でまだ大きかったので、最後のところの質という部分を突き詰めていきたい」と課題を挙げ、「攻撃のところで、点がとれていないというのがまずあると思うから、攻撃的なサッカーを(マティアス)監督は目指していると思うし、後ろ、サイドバックから、10人で攻めるというところを、もっともっと見せていけたらなと思っている」と話した。

「(試合に出られないという)苦しい時期というか、練習もモチベーションが上がらない時もあったけれど、サッカーを楽しむというところを毎日やってきて、チャンスがあれば、というか、チャンスがまわってきた時に、準備がしっかりと出来ていた。100%の状態で試合を臨む、というのを自分の中でやってきたので、そこはやってきて良かったなと思う」と振り返った。

「プロになって、そんなに長く出られないというところがなかったので、本当に去年とかもそうですけど、苦しかったので、新しい、自分の成長できたところだと思う。(大会中に誕生日を迎えたが)試合に出たい、出続けたいというところが一番、ある。サッカーの方で充実できるようにしたい」とスタートをきったばかりの、新たな1年にむけた強い思いを口にした。

さぁ、ここから選手たちは仲間であり、ライバルだ。大畑たちが掴んだパリ五輪、本大会に臨むメンバーは一体、誰になるのか。









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