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REDSニュース|堀之内SD就任取材〜第3弾|レッズプレス!!

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堀之内SD就任取材〜第3弾

(有賀久子)


堀之内SD就任取材〜第3弾

Q:選手にはいつ伝え、どのような反応だったか。
戸苅)きのう(15日)、私の方から、選手には、リリースの直前に話をさせて頂きました。で、そのあと、堀之内さんにも所信表明をして頂いたんで、堀之内さんがいろいろと話して、最終的には、選手たちから拍手で迎え入れられたという感じです。

Q:選手の反応を、堀之内さんは、どのように受けとめたのか。
堀之内)選手の前で話すのは、久々だったので、すごく緊張しました。具体的に何を話したか、はちょっと控えますが、自分の生い立ちを含め、まずは自分がどういう人間なのだというのを短い時間でしたけど、話をさせてもらいました。やはり、まず、僕が自己を開示して、さらけ出すことで、それと同時に、みんなのことも知っていくという。ざっくりと言うと、そういう話でした。

Q:3万人をきった試合もありました。人を呼べる浦和レッズ。再び戻すには、どんなところが必要になるでしょうか?組織も含めて。
堀之内)言葉で言うと、強くて魅力あるチームだと思います。そのためには日々の練習、繰り返しになってしまいますけど、そこの積み重ねなので、やはり、浦和レッズの理念にもありますけど、喜びや感動を与えられるプレー、それこそパーソナリティーも含めて、そういったものをあのピッチの上で示すことによって、それに惹きつけられて、ファン・サポーターの方が来てくれると思っています。それは、選手に求めるだけでなく、やはり監督、コーチを含め、そして僕らを含めて、そういった姿勢で臨まなければいけないと思っています。

Q:自分が“浦和の漢”として見せられるものは。
堀之内)浦和の漢として、見せられるもの。そうですね。僕にとって浦和というのは、生まれ育った街なので、本当に特別というより日常なんですね。ただ、一方で、浦和で10年プレーしたあとに、横浜FCとモンテディオ山形というチームに2年間行っていまして、外から浦和というものを見る期間もありました。そういった意味では、改めて浦和の良さを実感することもできました。その中で、やっぱり、僕が、こうなんだよというよりは、僕、そして、チーム自体が僕と一心同体だと思っているので、それを見て、ファン・サポーターに評価してもらう。それかなと思っています。

Q:現役時代に一緒にプレーしていた選手にとってはビッグニュースだと思うが、何か反応はあったか。
堀之内)オフィシャルのリリース後に、メッセージ、電話等で「おめでとう」という言葉は、たくさん、頂きました。これはもう、みんな、言ってくれたんですけど、「何かあれば、サポートするよ。できることは限られているけれど」というところなんですけど、「いつでも支えるから言ってね」とみんなが言ってくれています。

Q:3年計画から始まりました。責任者も変わっていく中で、中期ビジョンに入っているが、どのように遂行していこうと考えているか。
戸苅)第1章が、土田・西野体制で作ってきた3年計画だと思います。そういった意味で、少し世代交代をして、感覚的にも若いというのは、長所的な部分でもあると思います。今のサッカーと、これからのサッカーを見ていく上では、第2章が堀之内SDのフットボールになってくるんじゃないかなという風には思っていますし、どちらかと言うと、それを堀之内さんが主体的にどういう風にしていきたいのかというのを、僕がサポートしていきたいという風に考えています。

Q:第2章が始まり、具体的に、オラ ソルハ?ッケン選手の問題とかもあるし、その先のことは、どんな風に考えていらっしゃるのか。
堀之内)すみません。それは、まだ、ちょっと今はこの場で言えないというのが本音のところです。こうご期待というところで。すみません。

Q:中期ビジョンというところでは。
堀之内)スカウティングの部分もそうですし、今いる選手を、いかに成長させてあげられるか。そして、やはり、もう1つのポイントとしては、アカデミー。育成の部分。最近だと、橋岡(大樹)がプレミアリーグでプレーしていますし、(鈴木)彩艶も日本代表に入ったりと、荻原(拓也)も海外で活躍していますし、ここにいるアカデミー出身の選手も、日々、成長して、この前、堀内陽太もベンチ入りしましたし、去年は早川隼平もニューヒーロー賞。そういった意味だと、アカデミーの存在というのは、かなり大きな存在になってくると期待して下さい。アカデミーダイレクターは内舘(秀樹)さんですし、(当時の背番号)19・20で隣に座っていましたから(笑)

Q:ユースチームで言うと、監督が平川忠亮さんになりますが。今後のユースチームとの連係、キャンプでも、かなり選手が練習参加したことによって、彼らの成長が促された印象にありましたが。
堀之内)先ほどの、今までの業務の中で言うと、アカデミー連係というタスク、役割もしていたので、毎週のように、アカデミーの方々とはミーティングをしていましたし、去年に関しては、週に1回ぐらいは、与野八王子グラウンドの方にも行っていました。その中で、先日の試合も、栃木SCユースに大勝しましたし、積極的に、キャンプもそうですけど、アカデミーの選手にはトップチームの方で練習参加もしてもらいたいですし、ただ、学校が始まると、なかなかそういうのが難しい部分もあるんですが、どんどん成長して、ここで練習して、成長して、さらにもう1回、アカデミーの方に戻って、それをフィードバックしてもらう、という良いサイクルを生み出していきたいな、と思っています。その辺は、今で言うと、池田(伸康)コーチがかなり尽力してくれている部分もあるので、池田コーチも、実際、ユースの監督をやっていましたし、非常に助かっています。

Q:OB路線なのか、外部からの人材を入れることについては。
戸苅)まずもって、浦和のスタッフでなければ、浦和出身でなければいけないということはないと思っています。ただ、そういうスタッフがわいて出てくるような、そういったクラブであって欲しいなという風には考えていますので、クラブの中でそういうスタッフが、また選手から、どんどん育ってくるような環境も、今後のためには必要だという風にも思っています。一方で、外部の環境とか、情報を取り入れていくというところがウイークになりがちですので、その補完をどうしていくのか、という課題解決には向き合っていかなければいけないという風にも思います。














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