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REDSニュース|堀之内SD就任取材〜第2弾|レッズプレス!!

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堀之内SD就任取材〜第2弾

(有賀久子)


堀之内SD就任取材〜第2弾

Q:堀之内さん自身が、西野さんが職を辞するということを聞いたタイミングは
堀之内)先ほど、戸苅も言った通り、ここ数日の話です。具体的には。

Q:SD職の打診はいつあったのか
堀之内)年始から、僕のキャリアプランについても、いろいろと相談に乗ってもらってはいたので、そういった意味では、答えが年始からという風になるのかもしれないですけど、先ほども言った通り、具体的な話となると、4月に入ってから、とか、ここ数日という話になると思います。

Q:打診され、どのような気持ちで受けたのか。周りに相談したのか。
堀之内)相談は、近しい人、もちろん、家族を含めて、しました。やはり、大きなプレッシャーと言いますか、責任ある仕事ですので、それは非常に感じましたが、それと共に、大きな喜び、絶対にやってやろうという強い気持ちをもったのを覚えています。

Q:プロ契約の形にしたのは。
堀之内)(会社として)しなければいけなかったということは全然ありません。どちらかと言うと、僕の方から申し出をさせてもらい、こういう形にさせて下さいという風にお願いさせてもらいました。

Q:それは、なぜでしょうか。
堀之内)それはやはり、1つの覚悟、決意を示せるかなと思いました。

Q:就任にあたって、さらにこうしていかなければいけないなど、フットボール本部として、課題や取り組むべきところ、今後やっていきたいところは?
堀之内)きょう、この場で課題を「これです」と具体的に挙げるのは難しいと思っています。ただ、一方で、特に今、世界から日本のマーケットが狙われているという現状もあると思っていますし、国内自体も競争力が高まっていると思います。スカウトの部分に関しても。なので、そこに関しては、今まで培ってきたアイデアもそうですし、先ほど戸苅も少し話しましたが、私自身も、去年が約1ヶ月、2年前が3ヶ月ぐらいですかね。ヨーロッパの方に滞在して、国を挙げると10以上になるんですけど、提携先としてはフェイエノールトとか、フランクフルトもあるので、オランダ、ドイツはそうですけど、基本的にはヨーロッパを中心に、という風になりますかね。そういうところで、いろいろな方、クラブからも知見を得たので、そういったところと、やはり今いるクラブスタッフともしっかりとコミュニケーションをとって、どういった戦略が最適かというのは、今後、明確にしていきたいと思っています。

Q:マティアス監督は西野さんが連れてこられたと思うが、強化担当責任者が代わり、監督にはどういう説明をし、どうフォローしたのか
戸苅)1つは、今、お話がありましたけれども、誰が、というよりも、フットボール本部としての、組織として、ヘグモさんに監督を依頼してきたという風にも思っていますし、フットボール本部自体が、誰が抜けても、活動は継続してできるということは、しっかり話したつもりです。それから、引き継ぎの分もスムーズにやっていくということも、ヘグモさんには話をさせて頂きました。

Q:監督の反応は?
戸苅)ヘグモさんからは、クラブがコンセプトを継続して、上積みしていくということに対しては、非常に理解しているし、しっかりとできているクラブだと思っているという風に言って頂きました。そういう部分では、安心して、継続してやっていけるという風に思って頂けたんじゃないかなという風に思います。

Q:優勝を目指す中で、波に乗れていない印象だが、現状のチームをどのように見ているか
堀之内)おっしゃる通り、結果、勝利という意味では、シーズンのスタートの時から思っていたものとは、なかなか違う部分はあるかと思っています。その中で、俗に言う、守・破・離という言葉でいうと、やはり今は「守」、型を作るフェーズなのかなと思っています。僕自身も、監督とは毎日のようにコミュニケーションをとっていますが、きょうも言っていたんですけど、ウイニングメンタリティー、ウイニングカルチャーとか、常にインプルービングとか、ブレイブネスとか、そういったものを植えつけること、それこそ、心・技・体じゃないですけど、そういったものの、ベースを作っている段階だと思っています。その中で、我々が目指すサッカーを表現できている試合もあれば、なかなか、そうでない試合もあるので、やはり、まだまだ、僕らは成長していかなきゃいけないですし、ただ、その成長速度は一気に早まった時には、かなり大きな成果を生み出せると信じています。

Q:来年にはクラブワールドカップにあります。世界を目指す浦和にあって、どういうチームを作っていくか
堀之内)来年決まっている大会なので、しっかり準備していかなければいけないなと思う一方で、やはり、大事なのは今、この瞬間だと思っています。一瞬、一瞬の積み重ねが、次に、将来、未来に繋がっていくと思うので、たとえば、スカウティングとか、そういった部分で言うと、ウインドーとか大会があるから、ということではなくて、常に私の仕事としても準備していますし、ただ、一番強調したいのは、今いる、ここにいる選手の成長、それをいかにこう、促して、サポートして、見守っていけるか。そこが最も大事だと思っています。













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