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REDSニュース|浦和レッズが動画で卒業メッセージを送る|レッズプレス!!

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浦和レッズが動画で卒業メッセージを送る



写真:浦和レッズ提供

新型コロナウイルスの影響で休校している、さいたま市内の小中高、特別支援学校(計94校)の卒業生に向けて、浦和レッズがメッセージを送った。

長澤和輝が「自分たちで何かできることがないか」とクラブに相談したところ、個別にメッセージを届けるアイデアが生まれ、動画メッセージを届ける運びとなった。

対象の学校にはYouTube(限定公開)のURLを個別に送信し、学校のHPなどに掲載される(後日、DVDとして直接送付)。

約1分間の動画では長澤和輝、槙野智章、阿部勇樹、興梠慎三、西川周作、柏木陽介、宇賀神友弥、鈴木大輔、橋岡大樹が一言ずつメッセージを送り、最後に選手全員で「みなさんに会える日を楽しみにしています!」と手を振り、「ご卒業おめでとうございます」という言葉で締められている。

≪長澤和輝≫
(今回の取り組みのきっかけと経緯は?)僕の出身高校は教員になる人が多く、同期にも教員になっている人がいる。その同期から子どもたちが卒業式を迎えられるか分からず、なおかつ学校にも行けない状況なので、何かできないかと話をもらった。

チームメートと話をして考えたときに、僕たちが住んでいるさいたま市や浦和の方など、地域の方々に対してアクションを起こすべきだという思いに至り、提案をさせてもらった。
 
(子どもたちにはどのような思いを伝えたいか)子どもたちの立場で考えると、なかなか苦しい状況だと思う。卒業式ができないと言われたときは、今まで練習もしてきただろうし、本当に悲しいことだと思う。少しでも元気が出れば、心の支えみたいなものになればと思った。浦和レッズや選手がその立場になれるチャンスがあり、必要だと思っていた。

(プロサッカー選手として、こういった発信の重要性を感じるか)Jリーグや浦和レッズの理念でもあるが、地域に貢献していくために、Jリーグはチーム数を増やして、地域と密着した関係を築いてきた。ここで何をするか。試合ができない状況で僕たちが何をするべきか、チームとしても選手としても考えなければいけない。それがいまやるべきことだと思う。



(c)REDS PRESS