新型コロナウイルス感染予防対策により、Jリーグはあす2月26日(水)から来月15日(日)までの約3週間にわたってJ1・J2・J3すべての公式戦を開催しないことを決定。再開は3月18日(水)リーグ第5節とすることを明らかにした。大規模自然災害以外での開催延期は今回が初めてとなった。
きょう午後5時過ぎに開かれた会見で村井満チェアマンは経緯について、今月20日から3度にわたって、各クラブの代表とWeb会議を行いながら、今後について協議するなか、きのう開催された政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議で「ここ1週間から2週間が急速な拡大に進むか、収束できるのかの瀬戸際」という見解が出たことから事態は急転。
あす26日、ルヴァンカップグループステージ第2節の試合をチェアマン権限で延期することを、きょう午前に決定。
その後、専門家会議の見解をもとに、理事会で約3週間の開催延期の方針を示すと全会一致で承認された。
なお代替試合について、村井チェアマンは東京オリンピック期間中には行わないことを明言。平日開催を組み入れながら、五輪前後に振り分ける可能性を示唆した。
ただ村井チェアマンは今回の感染拡大が収束せず、事態が悪化した場合、「再び延期する可能性はゼロではない」としており、予断を許さない状況は続く。
なお、浦和レッズはあす26日(火)から29日(土)までオフ。翌3月1日(日)から5日(木)まで非公開練習とし、練習見学休止を決めた。
(佐藤亮太)
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