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REDSニュース|橋岡大樹が赤髪に。「自分にプレッシャーをかけていることもある」|レッズプレス!!

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橋岡大樹が赤髪に。「自分にプレッシャーをかけていることもある」



2月14日(金)、Jリーグの開幕を前に都内で『2020 J.LEAGUE KICKOFF CONFERENCE』が行われた。J1全クラブの監督と代表1選手が一堂に会す場であり、多くの報道陣が集まった。

浦和レッズからは大槻毅監督、橋岡大樹が参加。まず「リーグプレゼンテーション」では、村井満チェアマンの挨拶に先立ち、J1の開幕カードごとに選手が登壇してインタビューに答えた。そこでは橋岡の髪の色に注目が集まった。

実は昨日、「髪の色変えてみようかな〜」というツイートをしていた橋岡。17時25分時点で100通のコメントが届いていた。これまでは銀髪の色が落ち、金髪でプレーしていたが、この大舞台、そして週末に迎える開幕戦を前に、橋岡が選んだ髪色は「赤」。浦和レッズの赤だ。

日頃より「年齢が若くても、今季は自分がチームを引っ張る」と自身を鼓舞している橋岡だが、この髪色にもそういう想いが込められているようだ。「若いけれど、チームの中心としてやっていくことで、浦和を背負う責任が出てくると思う。髪型、髪色も『浦和レッズの赤』という意味で(決めた)。浦和を背負っていけるような男になれるんじゃないかと思って、イメージチェンジをした。(似合うかどうかではなく)目立つか、目立たないか」と言った。

ただ、橋岡はこうも言う。「でも1つ言えるのは、ピッチ外でこうして目立ったとしても、ピッチで目立たなければ全く意味がないと思っている。ピッチ外でこうして目立ち、そしてピッチでも目立てるように、自分にプレッシャーをかけていることもある」と話した。大切なのは、ピッチの上で何を見せられるか。「評価はそこで」という考えが伝わってくる。

また、もう1つ赤髪にした理由がある。Jリーグで赤い髪と言えば、元日本代表の戸田和幸さんの名前が挙がるだろう。そして槙野智章も戸田さんを真似て赤く染めた。橋岡は「槙野選手が戸田さんから『お前、赤にしろよ』という風に言われて槙野選手もやって、槙野選手から僕に伝わりという感じなので、僕も将来的に誰かに尊敬される選手になって伝えられれば」と言って、笑顔を見せた。

週末は埼玉スタジアムでルヴァンカップ第1節・仙台戦を迎える。橋岡は代表活動があり、人よりも早く公式戦に臨んでいる。

「他の選手よりも早く仕上がっている部分もある。絶対に良いプレーをしなければいけないというプレッシャーもあるけれど、そのプレッシャーに応えられる自信もあると思うので、そこは期待してもらいたいという想いがある。相手もいろいろやり方を変えてくると思うが、ここまでのキャンプで、新しくやってきたことを出すのが一番大切」と話した。

常に自分の言葉で鼓舞しながら歩んでいる橋岡。先発なるか。仙台戦に注目だ。

(有賀久子)








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