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REDSニュース|マイナビ仙台戦の終了直後、菅澤優衣香が「台風15号義援金募金」を呼びかける|レッズプレス!!

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マイナビ仙台戦の終了直後、菅澤優衣香が「台風15号義援金募金」を呼びかける



9月9日(月)の深夜、急激に発達した台風15号が千葉市付近に上陸。関東では過去最強クラスの勢力で家屋の倒壊や倒木、停電や断水、通信障害など、多大な被害をもたらした。

国、県、市町村が復旧作業に尽力するも、依然として住民の生活に大きな影響を及ぼしている現状だ。

その事実に心を痛めた千葉県出身の浦和レッズレディースの菅澤優衣香は、SNSで「もっと自分に何か出来ることはないのかな・・・」と呟くと、すぐにクラブにも相談し、台風15号義援金の募金活動を実施した。

「自分は千葉県出身でジェフにもお世話になった。被災をして大変な状況で、自分に出来ることは募金活動だと思った」

15日(日)のマイナビベガルタ仙台レディース戦でチームは募金の呼びかけを行った。試合終了後には菅澤自身が募金箱を持ち、ファン・サポーターの前にお願いに回っていた。

「(クラブとして)試合前から募金活動を実施して、自分が駆け付けた時も皆さんが千葉県のことを気にかけてくれた。サッカーを通して勇気づけることが出来れば。そして今後も千葉を活気づけることが出来れば良い」と話した。

菅澤は実家の被害はないということだが、「知り合いもSNSで電気、水道が止まっているとか・・・・自分がどうこうできるものではないが、少しでも早く復旧してくれたらいい。もし自分が得点を決めることで盛り上がり、応援してくれる人を勇気づけることが出来たらいいと思う」と心情を話した。

仙台戦では47分には試合を決定づける得点をマーク。“自分の活躍で勇気や元気を与えたい”。その思いをしっかりと結果へと結実させた。

「自分ができることは前で体を張ってタメを作ること、チームをプレーで助けたい。チームメイトに何かを求めるよりも、さらに自分の技術を上げたい。クロスの質は上がってきているので、安心して入っていける。バリエーションも増えている最後の質を高めたい」と菅澤は今後への活躍を誓う。

なお、この日、集まった21万3779円はジェフユナイテッド千葉を通して被災地に届けられる。

(石田達也)



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